新色“ボルドー”を追加した11.6型モバイルノート――「VAIO Y」:2011年PC夏モデル
低価格帯のモバイルノートPC「VAIO Y」シリーズは2機種を用意。AMDモデルの「VAIO Y(YB)」のみを店頭販売し、インテルCPUモデルの「VAIO Y(YA)」は直販のみで取り扱う。
- VAIO 2011年夏モデル全体の概要はこちら→ソニーが「VAIO」夏モデルを発表――13.3型モバイル上位機、3D対応の液晶一体型、新デザインノートが登場
店頭モデルの「VAIO Y(YB)」は基本スペックを強化
ソニーは6月7日、1366×768ドット表示の11.6型ワイド液晶搭載モバイルノートPC「VAIO Y」シリーズの2011年夏モデルを発表した。2011年6月11日に発売する。今回のモデルでは、「VAIO Y(YB)」シリーズのみを店頭販売し、「VAIO Y(YA)」シリーズはソニーストア直販のVAIOオーナーメードモデルのみで取り扱う。「VAIO Y(YB)」のカラーバリエーションはグリーン、ピンク、シルバーの3種類。価格はオープンで、実売価格は9万円前後と予想される。
VAIO YシリーズはNetbookの上位に位置する、エントリークラスのモバイルノートPC。YBシリーズは、AMDプラットフォームを採用したモデルだ。AMDのFusion APUであるE-350(1.6GHz)+Radeon HD 6310を装備し、チップセットはAMD A50M Fusionを搭載する。光学ドライブは内蔵しない。
今回のモデルは、コストパフォーマンス重視の仕様を引き継ぎつつ、基本スペックを強化するマイナーチェンジとなった。HDD容量が320Gバイトから500Gバイトに増量されているが、そのほかの基本スペックやデザインは2011年春モデルからの変化はない。
バッテリー駆動は標準で約6時間。本体サイズは290(幅)×202.8(奥行き)×25~31.5(高さ)ミリ、重量は約1.46キロだ。OSは32ビット版のWindows 7 Home Premium(SP1)、オフィススイートはOffice Home and Business 2010をプリインストールする。直販のVAIOオーナーメードモデルは用意しない。
「VAIO Y(YA)」のカラーバリエーションにボルドーが登場
VAIO Y(YA)シリーズは、スペックをカスタマイズできるソニーストア直販のVAIOオーナーメードモデル限定の販売となる。AMDのFusion APUを搭載するYBシリーズに対し、YAシリーズはインテル製CPUを搭載するモデルだ。今回は新色として“ボルドー”が選べるようになった。基本スペックはCore i5-470UM(1.33GHz/最大1.86GHz)や8Gバイトメモリ、256GバイトSSDなどから選べる。OSは64ビット版Windows 7 Home Premiumで、価格は5万9800円から。
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※メーカーより、VAIO(YA)の新カラーについて修正がありました(2011年6月10日/PC USER編集部)。
VAIO Y(YB)店頭モデルの概要(その1) | ||||||||
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VAIO Y | VPCYB29KJ/S・P・G (3色) | 1スピンドル | HDD強化 | E-350 (1.6GHz) | 2GB (DDR3) | 500GB | 32ビット版7 Home Premium (SP1) | 9万円前後 |
VAIO Y(YB)店頭モデルの概要(その2) | ||||||||
VAIO Y | VPCYB29KJ/S・P・G (3色) | 11.6型ワイド | 1366×768 | AMD A50M | - | Radeon HD 6310 (CPU統合) | Office Home and Business 2010 | 約1.46キロ |
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