“光るボディ”と豊富なカラバリ、外部GPUやUSB 3.0搭載のスタンダードA4ノートPC──「VAIO C」:2011年PC春モデル
ソニー「VAIO C」シリーズは、高い性能と美麗なデザインが特徴のスタンダードA4ノートPC。Sandy Bridge世代のCPU、外部GPU、15.5型ワイドの液晶ディスプレイ、そして豊富なカラーバリエーション+新機軸の“光る”ボディを採用する。
- VAIO 2011年春モデル第2弾の概要はこちら→ソニーが「VAIO」春モデル第2弾を発表――3D立体視、新モバイル、集光ボディ、新テレパソ
集光材の採用で、“ボディが光る”演出 Sandy Bridge世代のCPUと外部グラフィックス搭載のA4ノートPC
15.5型クラスのA4スタンダードノートPCに新シリーズが登場。ソニーの「VAIO C」シリーズは、インテルの第2世代Corei シリーズや外部グラフィックスによるPCとしての高い性能と、鮮やかなカラーバリエーション+ボディが“光る”新機軸のデザインテイストを取り入れたA4ノートPCだ。
店頭モデルVAIO C(CB)のラインアップは「VPCCB19FJ」の1機種のみで、オレンジ(D)・グリーン(G)・ピンク(P)・ブラック(B)・ホワイト(W)、計5色のカラーバリエーションを用意する。発売は2011年4月9日。価格はオープン、実売価格は16万円前後と予想される。
外観は鮮やかなカラーリングと光るボディが大きな特徴。5つのカラーバリエーションのうち、オレンジ、グリーン、ピンクに集光材を用いた新たなテイストの“鮮やかに光る”外装を施した。集光材の“表面から入射した光が素材内部を乱反射しながら進み、端面で一気に放射される仕組み”を応用し、ボディの端面や切れ目、「VAIO」ロゴ、タッチパッドの周囲などが鮮やかに光る。
一方、ブラックとホワイトは柄入りのマットカラーに透明の樹脂素材を重ね、透明感かつ深みのある仕上げとなっている。また、それぞれ照度センサーとともに機能するバックライト付きキーボードも備える。
VPCCB19FJの主な仕様は、Core i5-2410M(2.3GHz /最大2.9GHz/デュアルコア/Hyper-Threading対応)+Intel HM65 Expressチップセットの組み合わせに、Radeon HD 6470M(512Mバイト)のグラフィックス機能、1366×768ドット表示に対応する15.5型ワイドの液晶ディスプレイ(LEDバックライト搭載)、4Gバイトのメインメモリ、500GバイトのHDD、Blu-ray Discドライブ、IEEE802.11b/g/n準拠の無線LAN、USB 3.0×1、USB 2.0×3、HDMI出力(3D対応)、マルチメモリカードリーダー(SDXC対応SDメモリーカード、PRO対応メモリースティック対応)など。OSに64ビット版Windows 7 Home Premium、オフィススイートにWord・Excel・PowerPoint・Outlook・OneNoteを包括したOffice Home and Business 2010をプリインストールする。
本体サイズは375.1(幅)×250.9(奥行き)×31.3(高さ)ミリ、重量は約2.85キロ。バッテリー動作時間は約3.5時間。別売りオプションで、約7時間動作する長時間(L)バッテリーも用意する。
VAIOオーナーメードモデルは、フルHDパネルや14型サイズのボディ、ハイブリッドグラフィックス構成も選択可能
仕様カスタマイズに対応するVAIOオーナーメードモデルは、15.5型ワイドの液晶ディスプレイを搭載するVAIO C(CB)と14型ワイドの液晶ディスプレイを搭載するVAIO C(CA)の2モデルを用意する。14型ワイドのVAIO C(CA)は、341(幅)×235.2(奥行き)×27.9(高さ)ミリ、重量は約2.45〜2.6キロ(構成により変動)で、キーボードはテンキーレス仕様となる。
ディスプレイサイズ(およびボディサイズ/キーボードの仕様)の選択肢以外に、CPUの種類(Core i7-2620Mなど)、フルHD対応(15.5型)、1600×900ドット対応(14型)、Intel HD Graphics 3000/Radeon HD 6630Mのハイブリッドグラフィックス、メインメモリ容量(最大8Gバイト)、HDD容量(最大750GバイトのHDD)、OSの種類(64ビット版Windows 7 Ultimate/Professionalなど)、光学ドライブの種類、Office/Photoshop・Premier Elements/ATOKのプリインストールアプリケーションの有無といったカスタマイズメニューを用意する。
ハイブリッドグラフィックスは、アプリケーションによってCPU内蔵のIntel HD Graphics 3000と外部GPUのRadeon HD 6630Mを自動的に切り替えることで省電力性・バッテリー動作時間とパフォーマンスを両立させるもの。設定ツールでアプリケーション個別に外部GPUを使うか否かを指定し、普段は内蔵グラフィックス、指定したアプリケーションが起動した時だけ外付けGPUが有効になる仕組みで動作する。
最小構成例はVAIO C(CB)が8万9800円から、VAIO C(CA)が7万9800円から。発売はVAIO C(CB)が2011年4月9日、VAIO C(CA)が3月26日となる。
- 製品レビュー前編はこちら→節電しながら目立てます:新型「VAIO C」徹底検証(前編)――“電気なしでボディが光る”個性派ノート
- 製品レビュー後編はこちら→性能もキラリと光るか?:新型「VAIO C」徹底検証(後編)――新素材の蛍光ノートをじっくりテストする
VAIO C(CB)店頭モデルの概要(その1) | ||||||||
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シリーズ名 | モデル名 | タイプ | 従来比較 | CPU | メモリ | HDD | OS | 実売価格 |
VAIO C | VPCCB19FJ (5色) | 2スピンドル | 新シリーズ | Core i5-2410M (2.3GHz/最大2.9GHz) | 4096MB (DDR3) | 500GB | 64ビット版7 Home Premium | 16万円前後 |
VAIO C(CB)店頭モデルの概要(その2) | ||||||||
シリーズ名 | モデル名 | 液晶 | 解像度 | チップセット | 光学ドライブ | GPU | TV/オフィス | 重量 |
VAIO C | VPCCB19FJ (5色) | 15.5型ワイド | 1366×768 | Intel HM65 | BD-R/RE 対応 Blu-ray Disc | Radeon HD 6470M | ─ /Office Home and Business 2010 | 約2.85キロ |
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