パナソニック、Android 3.2搭載の企業向け堅牢タブレット「JT-H580VT」「JT-H581VT」:7型と10.1型を用意
パナソニックシステムネットワークスは業務用のAndroid 3.2搭載タブレット2機種を2011年12月下旬より順次発売する。防じん、防滴、耐衝撃性に配慮した堅牢設計が特徴だ。
パナソニックシステムネットワークスは10月12日、業務用モバイル端末「BizPad」シリーズの新モデルとして、Android 3.2搭載タブレット端末2機種を発表した。
主にフィールドサービス業務に向けた7型液晶搭載の「JT-H580VT」シリーズを2011年12月下旬、主に屋内の店舗・窓口業務および営業支援に向けた10.1型液晶搭載の「JT-H581VT」シリーズを2012年1月中旬に発売する予定だ。
いずれも高い堅牢性が特徴で、JT-H580VTは120センチの耐落下強度(コンクリートへの落下)、粉じん/水侵入保護構造(IP55準拠)、JT-581VTは80センチの耐落下強度(コンクリート上のPタイルへの落下)、IP54準拠の粉じん/水侵入保護構造を備える。バッテリーパックは交換可能だ。
インタフェース類はUSB(ホスト/デバイスモード対応)、無線LAN、Bluetooth、IrDAに加えて、非接触式のICカードリーダー/ライター(NFC準拠)を標準搭載。社員証ICカードの本人認証によるセキュリティ施策やFelica準拠のポイントカードを利用したリテール系ソリューションに対応する。
JT-H580VTは手袋でも操作できる抵抗膜方式タッチパネルを採用。ハンドベルト付きのボディにプログラマブルボタンを装備する。JT-H581VTはIPS方式の広視野角液晶に、飛散防止フィルムを貼り付けた構造だ。
これらは2011年10月12日から東京ビッグサイトで開催される「IT Pro Expo 2011」にて、対応ビジネスアプリ提供ベンダー各社のブースで参考出展される。
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