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ツウ好みの1スピンドルモデルも薄くフラットに──「Let'snote NX1」2012年PC春モデル

パナソニックは、Let'snoteの新シリーズ「Let'snote NX1」を発表。光学ドライブを内蔵しないコストパフォーマンスモデルも薄くフラットになった。

企業で人気の1スピンドルモデルが新ボディで登場

Let'snote NX1

 「Let'snote NX1」は、従来の12.1型ワイド液晶ディスプレイ搭載モデルで光学ドライブを搭載しない“N”シリーズの後継となる新シリーズだ。同時に登場したLet'snote SX1と同様に、Let'snoteとしては薄くてフラットなボディを採用した。

 店頭モデルは、OSがWindows 7 Professional(初期設定時に64ビット版と32ビット版を選択)で、CPUに、Core i5-2540M vPro(2.6GHz、Turbo Boost Technology有効時で最大3.3GHz)、チップセットにIntel QM67 Expressを採用する構成で、MicrosoftのOfficeは付属しない。システムメモリはDDR3-1066MHzで、標準構成で4Gバイト、最大8Gバイトまで実装可能。データストレージは容量500GバイトのHDDを採用する。価格は19万5000円前後になる見通しだ。

 本体サイズは、“SX1”とほぼ共通で、、295(幅)×197.5(奥行き)×25.4~31.5(厚さ)ミリ。バッテリーも4セルの標準バッテリーパック(S)と8セルの標準バッテリーパック(L)が付属する。標準バッテリーパック(L)を搭載すると奥行きは216.2ミリとなる。標準バッテリーパック(S)を搭載した状態で、重さは約1.18キロ。バッテリー駆動時間は約8時間。標準バッテリーパック(L)を装着した状態で、重さは約1.39キロ。バッテリー駆動時間は、約16時間に達する。

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 従来モデルと比べたボディ形状の変化や堅牢性の維持のために導入した技術、スマートフォンとの連携機能、光学ドライブ以外の本体搭載インタフェースや接続機能については、Let'snote SX1と共通する。ACアダプタも、標準タイプに加えて、重さが約0.11キロのミニタイプが付属する。

 Web直販のマイレッツ倶楽部モデルでは、CPUにCore i5-2540M vProを搭載してシステムメモリが4Gバイト、データストレージに容量640GバイトのHDDを採用するベース構成(最小構成の価格は18万2950円から)と、ここから、CPUをCore i7-2640M(2.8GHz、Turbo Boost Technology有効時で最大3.5GHz)に、システムメモリを8Gバイト(最大16Gバイトまで実装可能)に、そして、データストレージを容量256GバイトのSSDにそれぞれ強化した構成(最小構成の価格は28万8500円から)を用意する。

 バッテリーは、標準バッテリーパック(S)と同(L)のいずれか、または、両方付属する構成を選べる。HDDを搭載する構成で、重さは標準バッテリーパック(S)搭載時で約1.14キロ、同(L)搭載時で約1.35キロ。SSDを搭載する構成で、重さは標準バッテリーパック(S)搭載時で約1.06キロ、同(L)搭載時で約1.27キロ。

 ボディカラーはシルバーのみで、天板は6色のバリエーションから選べる。

Let'snote NX1店頭モデルの概要(その1)
シリーズ名 モデル名 タイプ 従来比較 CPU メモリ HDD / SSD OS 実売価格
Let'snote NX1 CF-NX1 光学ドライブなし 薄型フラットボディ新シリーズ Core i5-2540M vPro (2.6GHz/ 最大3.3GHz) 4GB (DDR3) 500GB HDD 32/64ビット版 7 Professional (SP1) 19万5000円前後
Let'snote NX1店頭モデルの概要(その2)
シリーズ名 モデル名 液晶 解像度 チップセット 光学ドライブ GPU vPro/オフィス 重量
Let'snote NX1 CF-NX1 12.1型ワイド 1600×900 Intel QM67 CPU統合 ○/─ 約1.12キロ(標準バッテリー(S)搭載時)

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