リテールクーラーより30度近く冷える!? 空冷の最強候補が登場:古田雄介のアキバPickUp!(3/4 ページ)
通常のヒートパイプの内側にそうめん状のヒートパイプ「ベイパーチャンバー」を走らせたCPUクーラー「TPC 812」が、複数のショップで話題を集めている。
「64Gバイトはもう“過去”ですかね」――プレクスター「M5S」シリーズが登場
ストレージ関連では、プレクスターの新シリーズ「M5S」に属する2モデルが人気だった。256Gバイトの「PX-256M5S」が2万円弱で、128Gバイトの「PX-128M5S」は1万2000円弱となる。在庫は潤沢だ。
M5Sシリーズは、Marvel製コントローラ「88SS9174」とマイクロン製のNANDフラッシュを採用しており、世界最速のランダムリード/ライト(7万3000/7万IOPS)をうたう。シーケンシャルリード/ライト速度は、256Gバイトモデルが520/390(Mバイト/秒)で、128Gバイトモデルが520/200(Mバイト/秒)となる。
パソコンハウス東映は「プレクスター製の今後の主力を担うシリーズだと思います。SSD全体のトレンド的に128Gバイトが売れ筋になると思いますが、個人的には、容量単価が安い256Gバイトモデルもブレイクしそうな気がしますね」と話していた。
240~256Gバイトモデルは、ほかのシリーズでも容量単価が最安のラインとなっており、ニーズが高まっているという声を聞く。ソフマップ秋葉原本館は「ブートドライブの容量に余裕を持たせたいという人は、普通に256Gバイトモデルを選ぶようになっています。安いシリーズなら2万円以下で買えるので、悪くない選択肢だと思いますよ」と語る。
なお、M5Sシリーズにも64Gバイトモデルがラインアップされているが、今回は入荷を確認できなかった。某ショップは「SSDは120~128Gバイトクラスが中心で、次が180~256Gバイトクラスという状況です。HDDのキャッシュ用など限定的な目的以外、64Gバイトモデルをあえて選ぶ人は減っていますね。正直、過去のものという感じがあります」と話していた。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.