連載

OS込みで10万円。「あと5年は戦える」マシンを組みたいんだが(2012年夏)ショップのダメ出し!(4/4 ページ)

2010年にスタートした「ショップのダメ出し!」。その第1回と同じコンセプトで10万円マシンを構成し、PC DIY SHOP FreeTにおじゃました。あれから2年半。PCパーツは何歩先に進んだのだろう。

前のページへ |       

Windows 8時代も余裕で戦えるタフな構成が完成!

 OSは現状維持で、64ビット版Windows 7 Home Premium(DSP版)にUSB 2.0インタフェースカードを付属した低価格なパッケージのまま。ただしセット価格は1万670円だったので、元の構成よりもわずかに価格が下がった。

スマホで計算する森田氏

 そして、完成した構成表がこれだ。

ダメ出し後の構成表
★CPU インテル「Core i5-3570」 1万7980円
マザーボード MSI「Z77A-GD55」(Z77チップセット搭載) 1万5480円
★メモリ センチュリーマイクロ「CAK4GX2-D3U1600/ELP」(DDR3-1600 4Gバイト×2枚) 6980円
★SSD サムスン「830 MZ-7PC128B」(128Gバイト) 7800円
HDD ウェスタンデジタル「WD Caviar Green WD20EARX」(2Tバイト) 7780円
★光学ドライブ ソニーオプティアーク「AD-7280S+S」(DVDマルチ) 1980円
グラフィックスカード ZOTAC「ZTGT640-2GD3R001」(GeForce GT 640搭載) 9980円
★PCケース Antec「SOLO II」 1万300円
★電源 オウルテック「AURUM AU-500」 9980円
OS マイクロソフト「Windows 7 Home Premium 64bit DSP版」+USB 2.0カード 1万670円
合計金額は9万8930円。★のついたパーツが変更されている

 元の構成よりもCPUとメモリが強化され、電源回りもタフになっている。また、グラフィックスカードやマザーボードなどの現状維持パーツやSSDの影には、別の有力な選択肢が提示されたことも見逃せない。グラフィックスカードを外して、1万円の予算をSSDの強化に当てたり、逆に、micro ATXマザーとmicro ATXケースに変更して、その分でハイスペックなグラフィックスカードに変えるといった道筋もクリアに見えるはずだ。

advertisement

 ちなみに、Windows 8に向けて気にすべきパーツを聞いたところ、森田氏は「特にないんですよね。Windows 7が快適に動くなら大丈夫ですよ」と答えてくれた。

 この夏、マシンを組む参考になれば幸いだ。

前のページへ |       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.