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パラレルス、Mac用仮想化ソフトの最新版「Parallels Desktop 8 for Mac」Windows8/Mountain Lionに対応

パラレルスが仮想化ソフトの最新版「Parallels Desktop 8 for Mac」を発表。Mountain Lion関連の機能をWindowsで使えるようになったほか、Mountain Lion自体をゲストOSとしてインストールできる。

Parallels Desktop 8 for Mac

 パラレルスは8月30日、Mac OS用の仮想化ソフト「Parallels Desktop」シリーズの最新版となる「Parallels Desktop 8 for Mac」を発表した。アップグレード版は同社Webサイトで販売を開始し、パッケージ版は2012年9月4日に発売する。価格はそれぞれ4900円(税込み、以下同)と7900円。学生や教職員向けのアカデミック版(3900円)も用意する。

 新バージョンでは、Windows 8、Mac OS X 10.8(Mountain Lion)に対応したのが主なアップデートとなる。Mountain Lionのジェスチャー機能をWindows上で使えるほか、音声入力機能をWindowsソフトで利用できる。Retinaディスプレイにネイティブ対応したのも特徴で、解像度を上げてもアイコンの大きさが変わらず、視認性が落ちない。

 このほか、Safari非対応ページへの対処としてSafariに「IEで開く」ボタンを備えたり、異なるOS間でBluetooth接続機器を共有できるようになるなど、細かなブラッシュアップがなされている。グラフィックス処理能力も向上した。

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 Mac OS X 10.8はゲストOSとしても利用可能で、複数の仮想マシンを実行させることもできる。対応OSはMac OS 10.5.8以降/10.6.7以降/10.7以降。2012年7月25日以降に現行バージョンの「Parallels Desktop 7 for Mac」を購入したユーザーには、新バージョンへの無償アップデートを用意する。

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