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「前進する力が次世代のIntelを作った」──オッテリーニ氏、Intel CEOを退任へ:「彼は決断も速かったです」(吉田氏)
IntelのCEOを8年間勤めたポール・オッテリーニ氏が、2013年5月に退任する意向を明らかにした。後継者は、Intel社内だけでなく外部の人材も検討するという。
「彼は、次につながるIntelを作り出した」(吉田氏)
米Intel本社は、11月19日(現地時間)に同社社長 兼 CEOのポール・オッテリーニ氏が、2013年5月の株主総会をもって、執行役と取締役から退任することを明らかにした。同社は、今後6カ月をかけて引き継ぎを行い、後任については、社内外から候補者を挙げて検討するとしている。また、CEOとして8年間在籍したオッテリーニ氏は「退任後は経営陣へのアドバイザーとしてIntelに貢献する」と述べている。
あわせて米Intelは、新しい主席副社長として、リネイ・ジェームズ氏(ソフトウェア&サービス事業本部長)とブライアン・クルザニッチ(最高執行責任者 兼 グローバル製造業務統括責任者)、そして、ステイシー・スミス氏(最高財務責任者 兼 コーポレート戦略担当ディレクター)の昇格も発表した。
なお、インテル代表取締役社長の吉田和正氏は、オッテリーニ氏がIntel CEOとして残してきた功績について、「(オッテリーニ氏は)新しいことを立ち上げて、それを強力に前進していく力が大きかった。そして、ビジネスの決断も速かった。(彼がCEOに在任していた期間の)Intelには、それこそ、会社がどうなるか分からないほどに困難な時期もあったが、そういうときに、オッテリーニ氏が、事業を強く前進してくれたから、次の時代に繋がるIntelが生まれたと思う」とコメントしている。
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