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Lenovo、PC世界シェアトップに CEOが声明

PC世界シェアトップが入れ替わり。調査会社調べにより、中Lenovoグループがシェアトップを獲得した。

 中Lanovoが世界PC市場のシェアトップを獲得。IDCとGartnerが2013年7月10日に発表した業界データを受け、声明を発表した。

 IDC調査では2013年第2四半期の同社シェアが前期の15.0%から16.7%に。Gartner調査でも前期の14.9%から同じく16.7%となり、これまでトップだったHewlett-Packard(HP)を抜いた。

 Lenovoのヤン・ヤンチン会長兼CEOは「この快挙は、レノボのお客様と、私たちグローバル・チームによってもたらされた。厳しいPC市場にありながら、シェア増ばかりか収益性を着実に向上させ、すべての市場セグメントに向け革新性の高い製品を次々に投入して来た結果だ。グローバルなPC市場には、収益性を伴った成長、そして画期的なイノベーションの可能性が十分残されている。今後、PC以外のその他スマートデバイスも含めた“PC+”市場のリーダーを目指す。この分野もすでに大きな躍進をしており、現在は世界第3位の“スマートデバイス”メーカーでもある。急激に成長している“PC+”の市場でも同じ成功を収めることができるという自信を持っている」と声明を発表した。

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 2012年度は、世界7大PC市場のうち、中国、日本(NEC レノボ・ジャパングループ)、ドイツの3市場でトップシェア、他39カ国でも2ケタシェアを獲得。同社のあげる収益の半分以上が中国以外の市場によるとし、収益も前年2011年比34%増で過去最高額を記録した。

 日本では、ThinkPadブランドなどを展開するレノボ・ジャパンと、LaVie/VALUESTARシリーズを展開するNECパーソナルコンピュータがNEC レノボ・ジャパングループとして合算集計される。なお、2013年6月28日に旧会長のロードリック・ラピン氏がNECパーソナルコンピュータの代表取締役執行役員社長、およびレノボ・ジャパンの代表取締役社長に就任している。

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