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日本AMD、ミドルレンジ級GPU「Radeon R7 260」を発表
日本AMDは、コストパフォーマンスに優れたミドルレンジGPU「Radeon R7 260」の発表を行なった。
日本AMDは1月20日、ミドルレンジ向けとなる新GPU「Radeon R7 260」を追加した。
同社製の中位/下位クラスGPU「Radeon R7」シリーズに位置するモデルで、エントリークラスのRadeon R7 250とミドルレンジクラスのRadeno R7 260Xの間を埋めるゲーマー向け下位モデルだ。
Radeon R7 260Xからスペックを抑えた仕様で、プロサッサ数は768基、動作周波数は最大で1GHzで、処理能力は1.54TFLOPSとなる。メモリは128ビットGDDR5 1Gバイトを内蔵、メモリ動作周波数は6Gbpsとなっている。補助電源は6ピン×1。消費電力(Typical)は95ワットに低減されている。
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Radeon R7 260Xと同様に、Direct X 11.2/OpenGL 4.3およびグラフィックスAPIの「Mantle」もサポート。TrueAudio Technologyも利用可能だ。
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