「VAIO Prototype Tablet PC」の国内初披露はソニーストア大阪:六本木のイベントにも登場
米Adobe Systemsのクリエイター向けイベントに登場した「VAIO Prototype Tablet PC」が、ついに国内初披露。大阪と東京、2つのイベントで公開される。
VAIO株式会社は10月23日、クリエイター向けハイスペックWindowsタブレットの試作機「VAIO Prototype Tablet PC」を国内で初公開することを明らかにした。
以下の2つのイベントにて公開される。
(1)ソニーストア大阪「VAIO Prototype Tablet PC」トークショー
ソニーストア大阪(大阪市北区)で開催されるトークショー。企画コンセプトや開発チームのこだわりなどを同社商品企画担当の伊藤好文氏が紹介するほか、フォトグラファー/レタッチャーの御園生大地氏が実機を使ってフォトレタッチのデモンストレーションも行う。
開催日時は2014年11月2日(日)、13時~14時と15時30分~16時30分の2回を予定。無料で参加できる事前予約制のイベントで、定員は各回20名の先着順だ。店頭または電話(06-6344-5410)にて予約を受け付ける。受付時間は11時~20時。詳しくはソニーストアの告知ページを確認していただきたい。
(2)CREATE NOW “Best of MAX”
アドビシステムズが東京ミッドタウンホール(東京都港区)で開催する国内のクリエイター向けイベント。Creative Cloudの最新情報や活用事例を紹介し、クリエイターとの交流の場も提供する。このイベントにもVAIO Prototype Tablet PCが展示される。開催日時は2014年11月8日(土)10時~20時。事前登録制で定員は700名、参加費は無料だ。
VAIO Prototype Tablet PCは、米Adobe Systemsがロサンゼルスで10月4日(現地時間)に開催したクリエイター向けイベント「Adobe MAX 2014」にて初公開された試作機だ。
発売時期や販売地域、価格も未定ながら、ノートPC向けCPUで最上級となる4コア/8スレッド対応の第4世代Core Hプロセッサ、CPU内蔵グラフィックスの上位版であるIris Pro Graphics、Adobe RGBカバー率95%の広色域で2560×1704ピクセル(3:2)表示の12.3型液晶ディスプレイ、PCI Express接続の高速SSDなど、タブレットとしては圧倒的な性能で話題を集めた。
関連記事
林信行が見た「新型VAIO」:「VAIO Prototype Tablet PC」はクリエイター市場を揺さぶるモンスターになれるか
Adobe MAX 2014で披露された新生VAIOの高性能タブレットPC「VAIO Prototype Tablet PC」を林信行氏が現地からリポート。タブレットに“超高性能”という新提案:「VAIO Prototype Tablet PC」を濃密にチェックする
4コア/8スレッド対応の第4世代Core Hプロセッサ、Iris Pro、PCIe SSD、Adobe RGB対応の12.3型“2560×1704”液晶、ワイヤレスキーボード、筆圧ペン……新生VAIOが放つ超高性能タブレットの試作機に込められた数々のこだわりを追う。「VAIO Prototype Tablet PC」公開――4コアCPU、Iris Pro、Adobe RGB対応の12.3型“2560×1704”液晶を備えた超高性能タブレット
クリエイター向けイベント「Adobe MAX 2014」でVAIOが公開した試作機は、クリエイターが外に持ち出してプロレベルの作業を可能にする圧倒的な高性能タブレットだった。動画で360度チェック:次の一手か!? VAIOの“モンスタータブレット”にじっくり触れてみた
米国で開催中のイベント「Adobe MAX 2014」で展示された、VAIOの次期モデルと予想される“モンスタータブレット”。プロトタイプとはいえ、高い完成度に舌を巻いた。Windows 7+Office 2013の構成も併売:「VAIO Pro」がOffice Premiumに対応
大画面ノートPC「VAIO Fit 15E」に続き、モバイルノートPCの「VAIO Pro 11」と「VAIO Pro 13」もOffice Premium搭載の構成が登場した。7万4800円(税別)から:「VAIO Fit 15E」がスペック拡充――ホワイト、Office Premium、Celeronを追加
PC秋冬モデルの発表が相次ぐ中、「VAIO Fit 15E」にもOffice Premium搭載の構成が登場した。新色のホワイトと、より低価格で購入できるCeleronの選択肢も加えている。新生VAIOは2シリーズ3モデルから:VAIO株式会社、第1弾製品はSONYロゴがない「VAIO Pro 11/13」「VAIO Fit 15E」
ソニーから分離したVAIO株式会社がついに発足。第1弾製品はおなじみの「VAIO Pro 11」「VAIO Pro 13」「VAIO Fit 15E」だが、SONYロゴが省かれ、Haswell RefreshやWindows 8.1 Updateを採用するなど、一部仕様が異なる。DuoかFitかTapの後継? それとも……:次のVAIOは「高性能なタブレット」――Adobe MAXで試作機を展示
現在、VAIO Pro 11/13、VAIO Fit 15EとクラムシェルノートPCのみを展開しているVAIO株式会社だが、開発中のタブレットをAdobe MAXで公開することが明らかになった。本田雅一のクロスオーバーデジタル:新VAIOは“次世代プロセッサ搭載PCの完成形”を目指す――関取社長ロングインタビュー
7月1日に発足した「VAIO株式会社」。ソニーという巨大企業から小さなPCメーカーのブランドとなったVAIOは、どこへ向かおうとしているのか? 関取高行社長の本音に迫る。SONYロゴのないVAIO:“新生VAIO”で変わること、変わらないこと
ソニーから分離した「VAIO」ブランドが、新たに設立されたVAIO株式会社の元で再スタートを切った。新しいVAIOはどんな製品を目指すのか。勝色で勝つ:PCはなくならない。240人で作る“本当のVAIO”の形――関取社長の記者会見・全文書き起こし
さまざまな話題を集めた7月1日のVAIO株式会社の発表会だが、関取社長が伝えたかったことは何か。同氏が語った会見の模様を全文書き起こしでお届けする。キーワードは「本質+α」:小さなPCメーカーだから“とがった”VAIOになる──新生「VAIO」設立説明会
VAIOが再スタートした。240人という組織だからこそPCの本質を突き詰めて“とがった”VAIOが生まれるという。「大きな集団は、小さなPCメーカーになった」:VAIO、Webページ「vaio.com」で予告開始
7月1日に設立するVAIO株式会社が、Webページ「vaio.com」の予告公開を始めている。ソニー売却のPC事業、「VAIO株式会社」として再スタート
VAIOブランドが社名になりました。本田雅一のクロスオーバーデジタル:ソニーから分離で「VAIO」の魂は失われてしまうのか
斬新なPCを数多く輩出してきたソニーのVAIO事業が、日本産業パートナーズに譲渡される。なぜ、こうした事態になったのか、そしてVAIOブランドのPCは今後どうなるのか?ソニー「苦渋の決断」 平井社長が話したPC事業とテレビ事業
ソニーが2014年3月期第3四半期決算会見で、PC事業の収束とテレビ事業の分社化について説明した。PC事業は日本産業パートナーズに譲渡し、VAIOのブランドは当面残るという。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.