2014年下半期で忘れられない「SSD」「小型ベアボーン」「ゲーミングキーボード」:PC USERアワード(2/2 ページ)
新規参入に新技術と進化するSSD、ユニークなデザインが登場した小型ベアボーン、個性的な製品が増えたゲーミングキーボードを振り返る(PC USER 20周年特別企画)。
小型ベアボーン
2014年下半期のおすすめ「小型ベアボーン」――ITmedia PC USER編集部が選ぶ | |
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● GOLD | ZBOX OI520(ZOTAC) |
● SILVER | LIVA(ECS) |
● BRONZE | XPC XH97V(Shuttle) |
ゴールドを受賞したZOTAC「ZBOX OI520」は、背面のインタフェース部分こそ四角い形をしているが、それ以外のケースはきれいな黒い球体だ。CPUは、Core i5-4200U(1.6GHz/最大2.6GHz、2コア/4スレッド、TDP15ワット)を載せている。メモリスロットはDDR3L-1600対応の2基で最大16Gバイト実装可能。Serial ATA 6GbpsとmSATA 6Gbpsを用意するほか、映像出力インタフェースとしてHDMIとDisplayPortを備える。
シルバーを受賞したECSの「LIVA」は、ボディカラーを従来のブラックからホワイトに変えたほか、データストレージの容量を64Gバイトに増やし、CPUにBay Trail-M世代のSoC「Celeron N2807」(1.58GHz/2.16GHz、2コア2スレッド、最終レベルキャッシュ1Gバイト、TDP4.3ワット)を採用したモデルが登場したほか、組み立て済みのLIVAにWindows 8.1 with Bingを導入したモデルを投入している。さらに、12月には新デザインでシステムメモリを4Gバイトに増やしたほか、拡張スロットとしてmSATAも備えた「LIVA X」を発表した。
ブロンズを受賞したShuttleの「XPC XH97V」は、Intel H97 Expressチップセットを搭載して4K映像出力に対応した。TDP 65ワット以下のHaswellやHaswell Refreshが搭載できるモデルで、5インチスリムドライブと3.5インチドライブを各1台、2.5インチドライブを2台載せることが可能だ。
ゲーミングキーボード
2014年下半期のおすすめ「ゲーミングキーボード」――ITmedia PC USER編集部が選ぶ | |
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● GOLD | Gaming K95 RGB(Corsair) |
● SILVER | RED dragon(上海問屋) |
● BRONZE | METALCAPS(Thermaltake) |
ゴールドを受賞したCorsairの「Gaming K95 RGB」は、キーのスイッチに独メーカーZF ElectronicsのCherry MXを採用して5000万回の打鍵に耐える耐久性を持つほか、強い力で打ち込んでもキーボードのボディが破損しないようにアルミニウムのフレームを採用している。
また、フルカラーが利用できるLEDイルミネーションでは、動的に対応するゲームタイトルで、プレイヤーキャラクターの体力ポイントが下がってきたり、撃たれて出血したりしたりなど、ゲームの状況に合わせたイルミネーションパターンが可能になる予定だ。
シルバーを受賞した上海問屋の「RED dragon」は、7色に光るLEDを搭載した英語配列のゲーミングキーボードで、ブレス機能をオンにすると、多段階でゆっくりと光が明滅する。また、FPSゲームで多用するA/S/D/Wキーが入れ替え可能だ。
ブロンズを受賞したThermaltakeの「METALCAPS」は、Tt eSPORTS認証キー、およびCherry MXキースイッチに対応した交換用のキートップで、独特のキータッチを楽しめる合金削り出し素材を採用している。11月には、Project WhiteとThermaltakeのTt eSPORTSブランドとのコラボレーションモデルとして、ゴールドメタリックカラーを採用した数量限定の「METALCAPS GOLD SP」も登場している。
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