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富士通「伊達モデル」はダテじゃない!――デスクトップPC累計2000万台出荷の工場を見てきた:ゴールドに光る記念モデルもお披露目(4/4 ページ)
富士通アイソテック(福島県伊達市)で生産される国産デスクトップPCの累計出荷台数が2000万台を達成。現地で開催された記念式典、生産ライン、リサイクルセンターの様子をリポートする。
使用済みPCの再生までカバーするリサイクルセンター
福島工場で大変ユニークな取り組みは、使用済みの機器(産業廃棄物)の処理を行う「富士通東日本リサイクルセンター」(運営はエフアイティフロンティア)が敷地内にあること。つまり、製品の誕生から再生まで、循環型ICTライフサイクルを実現できる施設なのだ。国内でも希少な施設内を見学できたので、写真で様子を見ていこう。
なお、取り扱い品目は業務用PC、サーバ、プリンタなどのICT機器とデータ記録媒体など、その範囲は富士通製品のみに限らない(ただし、個人向けPCは一般社団法人 パソコン3R推進協会の提供するサービスを利用する)。
以上、富士通東日本リサイクルセンターは、独自のセキュリティシステムのもと管理、運営されていた。産廃処理とはいえ、情報機器の記録媒体を確実に破壊処理してもらえる体制はありがたい。
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富士通は、日本全国5拠点の富士通リサイクルセンターにて、ICT製品の回収およびリサイクルシステムを構築している。提携リサイクルセンターを含むと計8拠点にもなる。ちなみに、2013年度のデスクトップPC本体の回収量は690トン、資源再利用量は約522トン、資源再利用率は75.6%におよぶ(詳細は富士通のWebサイトで確認できる)。
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