最新記事一覧
帝人は、デジタルプロダクトパスポートを活用した、リサイクルポリカーボネート樹脂のトレーサビリティーに関する実証を開始する。リサイクルPC樹脂と新品のPC樹脂を組み合わせた「パンライトCM」が流通する市場を仮想して有効性を確かめる。
()
「環境配慮型素材は使いにくい」という考え方が変わるかもしれない。グンゼが12月に販売開始する新収縮フィルム「GEOPLAS HCR1」は、ラベル端材を脱墨処理した再生原料を使用しながら、最大74%という高い収縮率を実現している。
()
三菱電機は、マイクロ波加熱を使用したプラスチックのケミカルリサイクルにおいて、分解効率を従来比約5倍に高めた技術を開発した。電波漏えいの抑圧技術を組み合わせることで、広い開口部を持つ分解装置が可能になった。
()
ワークマンで販売中の「コーデュラ エコショルダー小」を紹介。リサイクル糸を使用し、擦れや摩耗に耐久性のあるコーデュラ生地へ水をはじくはっ水加工を施している。内側にはメッシュポケットを備え、価格は1780円(税込み)。
()
JFEエンジニアリングとJ&T環境が、廃棄物ケミカルリサイクルプロセス「C-PhoeniX Process」の小型炉実証設備を完成させた。
()
タケエイとマイクロ波化学は、マイクロ波を利用した太陽光パネルのガラス付着有機物の除去による、ガラスカレット水平リサイクル実証事業を開始した。マイクロ波を利用した、EVA樹脂の除去および低減技術の実証試験を実施する。
()
DNPは、金属を含むICカードのプラスチックを再資源化する技術を、パートナー企業と共同で開発したと発表した。
()
ワークマンで販売中の「コーデュラ エコガジェットケース」を紹介。リサイクル糸の使用で耐摩耗性や撥水も備え、ラウンドファスナーで大きく開くスクエア型で複数の内ポケットも搭載する。価格は1500円(税込み)。
()
東洋インキとマルアイは、導電性シートの水平リサイクルスキーム確立に向けた実証試験を開始した。
()
GOTOは、廃リチウムイオン電池の安全な回収とリサイクル技術の確立を目指し、消火性成形体を用いて、人手や水、電気を使わずに作動する形状自由な消火機器の開発に取り組む。
()
水没車のほとんどは廃車となるが、その後もさまざまな形で活用される。特に海外では、日本で使われなくなった車両や部品も驚くほど有効利用されている。日本でも、リサイクルまで考慮した工夫やシステム構築をさらに進めるべきだろう。
()
東レは、炭素繊維複合材料(CFRP)から、強度と表面品位の大半を維持したまま炭素繊維を回収できるリサイクル技術を開発した。この技術で得られるrCFは、バージン炭素繊維と比較して95%以上の強度を保持している。
()
AGCは2025年10月24日、太陽光パネルカバーガラスのリサイクル事業において、エヌ・ピー・シー(東京都台東区)と連携を開始したと発表した。
()
帝人フロンティアなど6者は、廃棄衣料品を再び繊維に戻す「繊維 to 繊維」の資源循環を目指すコンソーシアムを設立した。バイオ技術と既存技術を融合し、リサイクルの障壁だった複合繊維素材の再資源化を目指す。
()
日本マクドナルドは27日、バージンプラスチック削減の取り組みの一環として、コールドドリンクのふたを、リサイクルPET製の「ストローレスリッド」に変更すると発表した。
()
「使用済みタイヤを資源として再び原材料に戻す、初の挑戦」――。ブリヂストンが、その実現に向け、関工場の敷地内でパイロット実証プラントを着工したと発表した。将来のタイヤ需要拡大を見据え、同社が目指すのは、資源循環性の向上とCO2排出量の削減を実現する革新的なリサイクル技術だ。
()
自動車の安全を支えるエアバッグが、新たな高機能素材として生まれ変わる。東レとリファインバースは日、廃車エアバッグ端材から高純度リサイクルナイロン66樹脂を開発するための基本合意書(MOU)を締結した。
()
エヌ・ピー・シーは、太陽光パネルリサイクル装置「EVAスクレーパー」の提供を開始した。同社のガラス分離装置と組み合わせることで、ガラスを割らずに不純物を除去できる。
()
イオンは、「ボトルtoボトル」の取り組みを加速するため、トムラ・ジャパンと資源循環事業に関する連携協定を締結した。ペットボトルなどの使用済み容器包装の回収から再資源化、製品化までを一貫して行う、水平リサイクルを進める。
()
太陽石油と三井化学は、ケミカルリサイクル製品の供給拡大に向けた協業検討を開始した。廃プラスチック分解油を太陽石油が処理し、マスバランス方式によるケミカルリサイクル由来のナフサやプロピレンを三井化学へ提供する。
()
東洋製罐グループホールディングスと東洋製罐は品川区で、使用済み紙コップのリサイクルに関する実証実験を開始した。使用済み紙コップを洗浄、回収して、再生した原紙を使ってトイレットペーパーや新しい紙コップを製造する。
()
日本山村硝子は、TRIFE DESIGNとイノベックスとの協業事業により、ペットボトルキャップを原材料に使用したポリエチレンとポリプロピレン製の「モノフィラメント」を開発した。
()
本取り組みは、環境再生保全機構「令和3年度環境研究総合推進費 ジオポリマーコンクリートに資する木質バイオマス燃焼灰の資源化技術の実証開発(JPMEERF2021G03)」で実施した内容の一部である。第2回目では、北九州市立大学と日本アイリッヒの研究グループの研究内容を紹介する。
()
日本磁力選鉱とダイキン工業、UACJは、空調機の熱交換器に使用するアルミフィンの水平リサイクル技術の実証実験を行い成功した。熱交換器用アルミフィンのライフサイクル全体における、二酸化炭素排出量の大幅な削減に貢献する。
()
昭光通商は、漁網やロープ、その基幹素材となる原糸の製造工程で発生する端材を回収し、再樹脂化して新たな製品にするリサイクルプロジェクトを開始した。再樹脂化した素材の品質テストを完了し、製品化に向けた実用試験を進めている。
()
伊藤園とツムラは、漢方製剤の製造で発生する生薬残渣を原料とした「生薬リサイクル紙」を共同開発した。生薬残渣を紙原料に混ぜることでパルプ使用量を削減でき、木材由来原料の節約につながる。
()
さまざまな国でリサイクル原料の囲い込みが進む今、JX金属が対策を講じる。2027年度の稼働を目指し、佐賀関製錬所の前処理設備に約70億円を投じ、低品位E-wasteなどの増集荷にも対応できるようにし、リサイクル原料の処理能力を約5割増強する。
()
丹青社は、セメント原料に再利用できる不燃壁面材「Rニース」のリサイクル対応エリアを関西圏にも拡大した。併せて従来のビス留めだけでなく、接着剤でも施工できるように仕様変更した。
()
シオノギヘルスケア、第一三共ヘルスケア、田辺三菱製薬の3社は、使用済みのぬりぐすり容器を回収して再資源化するリサイクルプログラムを開始する。大阪府内のドラッグストア16店舗に回収ボックスを設置する計画だ。
()
三菱ケミカルは、年度内に商業化を予定しているプラスチック油化ケミカルリサイクル事業において、Circularise Japanの「製品トレーサビリティープラットフォーム」の導入を決定した。
()
積層セラミックチップコンデンサー(MLCC)の生産で使われる「C-PETフィルム」は、熱に強く伸びにくい特性から、これまでリサイクルが難しく、ほとんどが焼却や埋め立て処分されてきた。京セラドキュメントソリューションズは、このC-PETフィルムをアップサイクルする業界初の技術を確立。PETボトル由来より安価な「第2のリサイクルPET」として、その可能性を広げようとしている。
()
帝人フロンティアは、グループ会社のテイジン・ポリエステル(タイランド)での高強力リサイクルポリエステル長繊維の増産を決定した。
()
NTTドコモは、9月19日にiPhone 17向け「エコハードケース」を発売。SIMカード枠をリサイクルした素材を100%使用し、素材そのものの色合いを生かしたケースとなっている。価格は1540円(税込み)。
()
本田技術研究所がELV由来の廃プラスチック部品から資源となるプラスチックを選別し抽出する固体異物分離技術「ケミカルソーティング」を新たに開発。溶媒で樹脂を溶かして固体異物を除去することにより、高純度の樹脂を抽出できることを特徴とする。
()
パナソニック ホールディングスは「2025年大阪・関西万博」終了後、パナソニックグループのパビリオン「ノモの国」の建築部材について、99%以上のリユース/リサイクルおよび廃棄率1%未満を目指すと発表した。
()
パナソニック くらしアプライアンス社とJX金属が協力し、使用済み家電から回収した銅を製品に再利用する新たな循環スキームを始動する。パナソニックの使用済み家電由来の銅をリサイクルするとともに、正確に追跡し、再び製品へと活用する画期的な試みだ。
()
10月13日に閉幕する大阪・関西万博だが、パナソニックのパビリオン「ノモの国」では建築物を対象にリサイクル率とリユース率を合わせて、重量ベースで99%以上を目指すという。
()
日東紡と東北大学の共同研究チームは、常温(25℃)で水系電池の電極材料として活用できる「有機レドックス高分子」を開発した。この高分子は100℃以下の環境で原料に分解できることも実証した。リサイクルが容易な水系電池の開発が可能になる。
()
日東紡と東北大学 多元物質科学研究所 岡弘樹准教授らによる共同研究チームは、親水性ポリアミンに、電荷貯蔵を担うp-ジヒドロキシベンゼンを導入することで、電解質が水溶液である水系電池の電極材料に活用できること発見したと発表した。
()
宝飾品や金地金で知られる田中貴金属グループが、創業140年を機に、プレスカンファレンスを開催した。電気自動車の普及による白金(プラチナ)需要の減少という危機を前に、老舗メーカーの同社が打ち出した解決策や、環境に貢献するリサイクル事業の強化など、新たな貴金属ビジネスが明かされた。
()
宮崎県都城市、JEPLANグループのペットリファインテクノロジー、伊藤園、遠東石塚グリーンペットは、PETボトルの水平リサイクルに関する連携協定を締結した。
()
エンビプロ・ホールディングスと連結子会社であるブライトイノベーションは、荏原環境プラントが廃プラスチックなどを対象にケミカルリサイクルの実証事業を行うプラント(千葉県袖ケ浦市)に向け、原料となる産業廃棄物の供給を開始した。
()
王子ホールディングスは、東京23区全域を対象とした使用済み紙コップのリサイクルプラットフォームを構築した。
()
九州を地盤にディスカウントストア「トライアル」を展開するトライアルホールディングスが7月、関東を中心に出店する総合スーパー「西友」を買収した。西友の完全子会社化により、一気に勢力を拡大して全国区に。業界に大旋風を巻き起こし、売上高1兆円企業の仲間入りを果たしたトライアルHDとは、どんな会社なのか。
()
九州を地盤にディスカウントストア「トライアル」を展開するトライアルホールディングスが7月、関東を中心に出店する総合スーパー「西友」を買収した。
()
Appleは米サプライチェーン強化のため、国内レアアース企業のMP Materialsと5億ドルの複数年契約を結んだと発表した。米国製レアアース磁石を購入するほか、Apple製品専用の製造・リサイクルラインも新設する。
()
アルテミラ・ホールディングスは、グループ会社のMAアルミニウムが操業するアルミ缶リサイクルプラント(静岡県小山町)に約5億円を投資し、使用済み飲料用アルミ缶の処理能力を15%増強する。
()
本連載では、あらためて中小製造業がIoT導入を進められるように、成功事例を基に実践的な手順を紹介していく。最終回となる第7回は、カーボンニュートラルと同様に製造業が対応を求められているサーキュラーエコノミー(循環経済)で必須となるリサイクルの最適化を図る手順と管理のポイントについて解説する。
()
豊田通商は、韓国LG Energy Solutionと車載用電池のリサイクル事業を行う合弁会社「Green Metals Battery Innovations」を米ノースカロライナ州に設立する。
()
ローソン、レゾナック、MCFは、全国のローソン店舗で発生した使用済みユニフォームの一部を対象に、ガス化ケミカルリサイクルを開始した。
()