自動車業界は電動化やカーボンニュートラル、新技術の進化、消費者ニーズの変化など、さまざまな課題に直面している。変化が激しい環境の中で、求められる戦略は何か。未来を切り開くには、どうすればいいのか。本連載では、自動車業界の未来を多角的に分析・解説していく。
今年の夏も暑かっただけでなく、豪雨災害に見舞われた。これは日本だけでなく世界中のあちこちで起きており、雨が少ない地域との格差は広がっている。気候変動の影響で水害が多発している印象だ。
水害が起こると、クルマの分野では水没車という被害が生じる。文字通り水に没した(浸かった)クルマである。
水没車のほとんどが廃車処分されることは、ドライバーなら知っている人も多いと思う。水没の状況次第とはいえ、ホイールの半分まで水に浸かったら、ほぼその車両は使用不能になるといわれている。
水没車両が使用不能になる原因はいろいろある。エンジンの吸気系から水を吸い込み、ウォーターハンマー現象によってエンジンが破壊されてしまう。もしくはオイルシールやブリーザーから水が入り、エンジンや駆動系に回って潤滑不良を起こし焼き付く。
電装系の深部まで浸水すると、接触不良や短絡を起こす。EVやハイブリッド車は、短絡により車両火災を招くケースもあるため、水没車は危険物にもなりうる。
内装まで浸水すると、雑菌の繁殖により、悪臭やカビ、サビの発生を招いてしまうことも多い。ザッと挙げただけで水没車はこれだけのダメージを負ってしまう可能性があるのだ。
BYDの軽EVは日本で売れるのか 苦戦が予想される“これだけの理由”
EVは本当に普及するのか? 日産サクラの「誤算」と消費者の「不安」
なぜ軽自動車は選ばれるのか 「軽トラック」がじわじわ広がっている理由
スズキが目指す“100キロ軽量化”の衝撃 クルマは軽ければ軽いほどいいのか
スマホの「ながら運転」をどうやめさせるか カーナビの功罪とメーカーの対策Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR注目記事ランキング