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USB 3.1対応マザーがMSI以外からも続々登場!古田雄介のアキバPickUp!(2/4 ページ)

新規格のUSB 3.1に対応したマザーボードがASUSTeKとASRockから計5モデル登場した。インタフェースカード単品でも売られており、一気に導入しやすい環境になったといえる。さて、将来性やいかに。

サムスンからmSATAとM.2のSSD、スーパータレントからZIFのSSDが登場!

 SSDは複数の規格に対応する新製品が登場している。

 サムスンからは「850 EVO」シリーズに属する4製品が投入された。ラインアップは、mSATA(SATA 3.0接続)タイプは500Gバイトの「MZ-M5E500」(2万9000円弱)と120Gバイトの「MZ-M5E120」(1万円前後)、M.2(SATA3.0接続)タイプは250Gバイトの「MZ-N5E250」(1万6000円弱)と120Gバイトの「MZ-N5E120」(1万円前後)となる。

サムスン「850 EVO」シリーズのM.2とmSATAタイプ

 一方、サンディスクは「Ultra II」シリーズのmSATA(SATA3.0接続)タイプを3モデル追加。512Gバイト「SDMSATA-512G-G25C」(2万8000円前後)と256Gバイト「SDMSATA-256G-G25C」(1万6000円前後)、128Gバイト「SDMSATA-128G-G25C」(1万円前後)だ。

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サンディスク「Ultra II」シリーズのmSATAタイプ

 小型SSDはmSATAとM.2タイプが売られているが、現在は勢力図が変わる過渡期にあるようだ。

 オリオスペックは「M.2対応SSDが増えてきた頃から、mSATA SSDの動きは一旦止まった感がありますね。ただ、かといってM.2も主流になった売れ方はしていません。どちらを選ぶか距離を置いて観察しているユーザーが多いのかもしれません」と話していた。

 別のショップは「速度と将来性重視ならM.2ですが、規格が複雑すぎて売る側も買う側も大変という感じです。M.2は長さや厚みだけでなく、内部接続による違いもあります。今回のサムスンのM.2 SSDも内部接続はPCI ExxpressではなくSATA 3.0ですし。かといって、コスパだけみてmSATAを買うにもM.2の動向が気になる状況ですし、早く整理しないと市場にはマニアしかいなくなります」と手厳しい。

 そのほか、スーパータレントからは、レガシーなZIF-40(IDE接続)タイプの1.8インチSSDが4モデル売り出されている。256Gバイト「FEU256MD1X」(2万4000円弱)と128Gバイト「FEU128MD1X」(1万3000円強)、64Gバイト「FEU064MD1X」(9000円弱)、32Gバイト「FEU032MD1X」(6000円前後)だ。

 パソコンSHOPアークは「ZIF接続のSSD自体珍しいですし、古めのノートに換装する需要がありそうです。ほかにも、現役の周辺デバイスでもZIF接続の製品がまだいくつかあるみたいですし、プチヒットが狙えるかもしれませんね」と語っていた。

スーパータレントのZIF SSDシリーズ

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