ScanSnapでスキャンしたデータを複数クラウドに自動保存できる無料サービス「ScanSnap Cloud」
PFUは「ScanSnap iX」シリーズ向けに、スキャンしたデータを複数のクラウドに自動振り分けできるサービス「ScanSnap Cloud」の無料提供を11月25日から開始する。
PFUは11月25日、ドキュメントスキャナ「ScanSnap iX」シリーズ向けのクラウドサービス「ScanSnap Cloud」の無料提供を開始した。Dropbox、OneDriveなどのクラウドと連携し、PCやスマートフォンなどを介さずに、スキャンしたデータを最適なクラウドで管理できるサービス。新規ユーザーだけでなく、既に「iX100」「iX500」を購入しているユーザーも対象となる。
ScanSnap Cloudの特徴は、スキャンしたドキュメントを「レシート」「名刺」「文書」「写真」の種別ごとに自動的に分類して、自分が利用するクラウドに振り分けられること。レシートであれば「Dr.Wallet」、名刺であれば「Eight」、ドキュメントであれば「Dropbox」「EVERNOTE」「Google Drive」「OneDrive」、写真であれば「Google Photos」といった形で、スキャンしたデータは種類別に最適なクラウドに保存される。
この他にも、ファイルを保存する際に、原稿から抽出したタイトル文字や日付などからファイル名を自動的に生成する機能や、イメージデータのサイズ検出や向き補正、白紙ページ削除などの最適化処理を自動で実行する機能も備えている。
対応クラウドは順次追加され、12月上旬に「MFクラウド会計・確定申告」、2016年に「弥生会計」のサポートを予定している。なお、「Evernote Business」「OneDrive for Business」はサポート対象外となる。
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