Windows 10次期アップデートは「AirDrop」のような共有機能を追加:鈴木淳也の「Windowsフロントライン」(2/2 ページ)
2018年3月ごろに配信される予定のWindows 10次期大型アップデート「Redstone 4」。その開発プレビュー版では、興味深い新機能や機能強化が増えつつある。
Edgeブラウザや日本語入力でも地味な改良
この他、Build 17035ではEdgeブラウザの改良が目立っている。1つはタブの「ミュート」で、特定のタブの動画や音声を強制消音できるようになった。
最近ではWebブラウザでラジオ番組を楽しめるので、作業中に聞いているユーザーも少なくないだろう。あるいは、サイトでの動画広告、ニュースサイトなどでの動画番組や音声コメントの自動再生が行われ、突然の音楽再生などで困るケースも少なくない。
そうした場合に、Skype通話などへの対応でミュート機能を使って一時的に消音したり、あるいは予防的に自動再生で音楽が突然鳴り出すような事態を避けたりと、使う場面はいろいろ考えられる。
Edgeブラウザではこれ以外に、DRMのないEPUBファイルを直接保存できるボタンが追加された。また、電子書籍の一覧ページで書籍を選択した際に表示される右クリックメニュー(コンテキストメニュー)に新項目が追加され、Microsoftストア上でのプレビューやスタートメニューへのピン留め、更新といった機能が呼び出せるようになった。
言語入力の面では、Microoftの女子高生AIこと、AIチャットボット「りんな」の会話バリエーションが日本語IMEに追加されており、入力候補にりんなライクな選択項目が出現するようになった。ただ、デフォルトでは同機能が無効化されているため、IMEの拡張メニューを開いて「推測変換(Predictive Input)」のうちの「りんな」のチェックボックスを有効にする必要がある。
この他、日本語のユーザーにはあまり関係ないと思われるが、Build 17035ではソフトウェアキーボードや手書きパッドで幾つかのマイナーチェンジが行われている。
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