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ドローン空撮画像を3Dデータ化してくれるクラウドサービス「くみき」 月額3000円から
スカイマティクスは、ドローンで撮影した画像を3D化するクラウドサービス「くみき」の提供を開始する。
三菱商事と日立製作所の合弁会社であるスカイマティクスは12月14日、ドローンで撮影した画像を3D化するクラウドサービス「くみき」を発表した。12月18日に提供を開始する。
ドローンで撮影した連続写真データを基に、自動的に3Dデータを生成してくれるクラウドサービス。ユーザー側でパラメータなどの設定は必要なく、オルソ画像、DSM(標高差)画像、点群データなどを出力できる。Web上で距離、高度、面積、体積、角度、断面の計算などが可能な計測ツールも用意している。
低価格での利用に対応しているのも特徴だ。画像処理枚数を50枚とした月額3000円の「ライト」プランを用意。この他、画像処理枚数を3000枚とした「スタンダード」(月額3万円)、5000枚とした「プロフェッショナル」(月額10万円)プランも取りそろえている。プロフェッショナルプランはドローンのレンタルサービスも利用可能だ。
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また、最大1カ月間「くみき」を利用できる無料体験キャンペーンも実施される。実施期間は2017年12月18日~2018年3月31日。
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