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ASUS初のChrome OS搭載タブレット「CT100」など4モデルを投入

ASUSがCES 2019に先駆けて、同社初のChrome OS搭載タブレット「CT-100」を投入する。あわせてクラムシェル型のChromebook 3モデルも発表した。

 2019年1月3日(米国時間)、ASUSが教育機関向けに堅牢(けんろう)性を重視したChromebookシリーズ4モデルを発表した。同社初のChrome OS搭載タブレットとなる「Chromebook Tablet CT100」に加え、クラムシェルタイプの14型ノート「Chromebook C403」、11.6型の「Chromebook Flip C214」、「Chromebook C204」で構成される。

 なお、詳細なスペックや構成、価格、および出荷開始日などは今後数カ月のうちに発表予定となっている。

Acerに次いでChrome OS搭載タブレットを発表

 注目の新モデルCT100は、2048×1536ピクセル表示の9.7型タブレットで、ディンプル加工を施したゴム製のバンパーなどを備えることで、高さ100cmからの落下にも耐えられる頑丈さを確保している。

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9.7型のタブレットモデル「Chromebook Tablet CT100」

 主なスペックはCPUがRockchip OP1(1.6GHz~2.0GHz)、メモリは4GB、ストレージは32GBのeMMCを搭載し、microSDカードスロットやUSB Type-C×1、ヘッドフォン端子などを用意する。

 ワコム製のEMRペンを本体下部に収納可能で、バッテリー駆動時間は約10時間だ。ボディーサイズは238.8(幅)×172.2(奥行き)×9.98(厚さ)mm、重量は約568gとなっている。


ペンの挿入口は左側面下部にある

スタイラスペン

上面にヘッドフォン端子がある

底面にUSB Type-C端子が並ぶ

左側面にmicroSDカードスロットやペンの挿入口がある

右側面はフラットな形だ

クラムシェルに加えフリップタイプのモデルも用意

 クラムシェルタイプのC403は、1366×768ピクセル表示に対応した14型液晶ディスプレイを採用。CPUはデュアルコアのCeleron N3350(1.1GHz~2.4GHz)で4GBのメモリと32GBのストレージを搭載する。バッテリー駆動時間は約11時間だ。


「Chromebook C403」

 一方の11.6型(1366×768ピクセル表示)液晶ディスプレイを搭載するFlip C214とC204は、前者が360度、後者は180度の開閉に対応したヒンジを備える。CPUはデュアルコアのCeleron N4000(1.1GHz~2.6GHz)または4コアのN4100(1.1GHz~2.4GHz)で、4GBのメモリと32GBのストレージを搭載する。


11.6型の「Chromebook Flip C214」

Flip C214は液晶ディスプレイ部分を360度回転できるヒンジを備える

折りたたんでタブレットスタイル状態になったキーボード面

11.6型液晶ディスプレイを搭載したクラムシェルモデル「Chromebook C204」

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