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キヤノンMJ、未知の高度なマルウェアを検出する法人向けクラウドサービス

キヤノンマーケティングジャパンは、法人向けのマルウェア対策サービス「ESET Dynamic Threat Defense」など2製品の販売を開始する。

 キヤノンマーケティングジャパンは4月22日、法人向けのマルウェア対策サービス「ESET Dynamic Threat Defense」、およびEDR製品「ESET Enterprise Inspector」の2製品を発表、5月8日から販売を開始する。価格はESET Dynamic Threat Defenseが1ライセンスあたり1520円/年から、ESET Enterprise Inspectorが1ライセンスあたり2840円/年から(税別、ともに250ライセンス購入時の料金)。

ESET Dynamic Threat Defenseの概略図

 ESET Dynamic Threat Defenseは、ゼロデイ攻撃などに用いられるような未知の高度なマルウェアを検出できる対策サービス。端末内の不審なサンプルをクラウド上で自動解析し、悪質と判断した場合は数分内にブロックを行うことできる。クラウドサービスの形態となっているため、端末にプログラムをインストールすることなく導入できるのも特徴だ。

ESET Enterprise Inspectorの画面イメージ

 ESET Enterprise Inspectorは、組織内の端末のログ情報から疑わしい動きを検出し、脅威を封じ込めることが可能なEDR製品。検出ルールの調整や独自の設定などの柔軟な運用が可能で、悪質なファイルやプロセスを発見した場合には管理者がプロセスの終了はシャットダウン、ネットワーク隔離などの処置をリモートで行うことができる。

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