Surface Pro Xが先行展示されているMicrosoft Storeを巡ってみた:Windowsフロントライン(1/2 ページ)
Microsoftの直営店である「Microsoft Store」では、先行して新型Surfaceシリーズの展示と販売が行われている。店舗での扱いや反応を見ていこう。
2019年10月2日に、米ニューヨーク市内で開催されたMicrosoftの製品イベントで登場したSurface製品群だが、既に店頭展示がスタートしている。「Surface Pro 7」と「Surface Laptop 3」は10月22日からオンラインと店頭の両方での販売がスタートしており、「Surface Pro X」についても11月7日から販売開始ながら予約を受け付けており、展示のみが先行スタートしている。
Surface Pro Xを前面プッシュするMicrosoft Store
このSurface Pro Xは、日本国内では2020年1月の販売開始が予告されているだけの状況で、まだ店頭展示を含めて実際に触れられる機会はまだ先になりそうだ。一方で、米国Microsoft Storeでは展示機がリテール店舗に全面展開されており、自由に触れて試すことができる。
今回訪問したのは、米カリフォルニア州サンフランシスコ中心部にあるWestfield Centre内の店舗だが、入り口付近にはSurface Pro Xの展示コーナーが設置され、非常に目立つ状態になっていた。展示機で触れるのはゲストアカウントのためできることに制限があるが、簡単なパフォーマンステストなどを試すことは可能だ。この世代のSurfaceタブレットで唯一、LTEを搭載してAlways Connected PCのコンセプトを体現する製品をいち早く試したいという方は、米国訪問の機会があるならぜひ実機に触れてみてほしい。
お客の人数に対して店員が比較的多く配置されている米国のMicrosoft Storeだが、Surface Pro Xは店内でも目玉商品らしく(まだ買えないが)、商品に触っているとすぐに近寄ってきて積極的に機能デモを行ったり、いろいろ話しかけたりして教えてくれる。
この世代の製品としては、他にSurface Laptop 3がプッシュされている印象だった。サンフランシスコの店舗では13型と15型で別々の展示コーナーとなっており、それぞれカラーバリエーションの解説や、お勧めの同時購入商品を含めた専用ディスプレイが行われていた。Microsoft Store内におけるSurfaceコーナーの面積は年々広がっている印象だが、この2製品だけで半分近いスペースを占めているので、そのアピールぶりが伝わってくる。
なお、今回は取材で米ネバダ州ラスベガスに滞在しているので、取材会場に近くにあるFashion Show MallにあるMicrosoft Store店舗にも訪問してみた。サンフランシスコ店に比べると非常に狭いが、Surface Pro XやSurface Laptop 3を大きくプッシュしている点で差はない。実際Surface Pro Xに興味を持つ訪問者は多いようで、販売開始前にいろいろ聞いてくることが多いという。
米ネバダ州ラスベガスのFashion Show MallにあるMicrosoft Storeに来てみた。Surface Pro Xの展示の他、通路に張り出す形でMinecraftのデモンストレーションが行われている
米国だけでなく、英国のMicrosoft Storeの様子もお届けしよう。
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