240Hz&RTX 2080でヌルヌル動作! あこがれの49万円ゲーミングPC「ROG Zephyrus S GX531GXR」を試した:Windows 10時代のゲーミングPC選び(3/5 ページ)
消費税増税前に駆け込みで購入した自慢のゲーミングノートPCを、ASUSが誇る「ROG Zephyrus S GX531GXR」と対決させた。ガチ勝負の結果はいかに……。
ベンチマークテストの結果は良好だが興味深い結果に
ここからは、ベンチマークテストの結果から5つで設定でGX531GXRについて見ていこう。
まずはゲームタイトルやグラフィックス関連の前に、PCの総合性能を試すPCMark10 Extendedのテスト結果と、ストレージの結果からだ。いずれも良好なスコアを記録しており、普段使いはもちろん、ビジネス用途でも高いパフォーマンスを発揮してくれる。
続いて、3DMarkの結果をまとめた。CPUはテスト機と同じであるが、GPUの違いがストレートに出ている。また比較用のRTX 2060マシンはメインメモリが16GBだが、GX531GXRは24GBということもあるのか、同じCPUを使っているのにPhysics scoreがよい結果を示している。これだけの差が付くのであれば、この性能とこの価格も納得、といったところだろう。
次に「FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION ベンチマーク」(以下、FFXVベンチ)についてだ。現在のゲームタイトルベンチマークテストとしてはかなり重い部類に入るFFXVベンチだが、“GeForce RTX 2080はだてじゃない”といったところだ。重い処理を要求される「高品質」でも「快適」、「標準品質」では「とても快適」という評価を得た。RTX 2060マシンでは標準品質で「快適」という評価なので、より高品質なゲーム体験を得られることが分かる。
同じく“FFシリーズ”の「ファイナルファンタジーXIV: 漆黒のヴィランズ ベンチマーク」(以下FFXIVベンチ)についても測定した。こちらは比較的軽めのベンチマークテストなので、FFXVベンチほどは差が開いていないが、性能差の通りの結果が出ていると言えよう。
次のページでは、人気FPSタイトル「PLAYERUNKNOWN'S BATTLEGROUNDS」を見ていく。
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