「Surface Pro X」の日本発売は1月14日 約13万円(税別)から:予約も受け付け開始
Qualcommと共同開発された独自プロセッサ「Microsoft SQ1」を搭載するSurface Pro Xの国内発売日が決定。販売予約も受け付け始めた。一般(個人)向けモデルの参考価格は、税別で約13万円からとなる。
日本マイクロソフトは1月14日、Armベースのプロセッサを搭載するキーボード着脱式2in1 PC「Surface Pro X」を発売する。一般(個人)向けモデルの参考価格は税別で12万9800円(税込みで14万2780円)からとなっており、1月7日からMicrosoft Store(Web直販)などで販売予約を受け付けている。
日本向けモデルの概要
日本向けのSurface Pro Xには「一般向けモデル」と「法人向けモデル」が用意される。
一般向けモデルはMicrosoft Storeや主要な家電量販店において購入可能で、Windows 10 Home(Arm版)とMicrosoft Office Home & Business 2019がプリインストールされる。一方、法人向けモデルは日本マイクロソフト認定のリセラーとMicrosoft Storeの法人窓口において購入可能で、Windows 10 Pro(Arm版)がプリインストールされる。
ハードウェア面では、全モデルともにプロセッサはQualcommと共同開発された「Microsoft SQ1」を搭載。同プロセッサに内包されたモデムによるLTE通信に対応する。
メインメモリとSSD(ストレージ)の容量の組み合わせは複数あり、それぞれの税別参考価格は以下の通りだ(価格は前方が個人向けモデル、後方が法人向けモデル)。
- 8GBメモリ+128GB SSD:12万9800円/12万7800円
- 8GBメモリ+256GB SSD:14万9800円/14万7800円
- 16GBメモリ+256GB SSD:18万5800円/18万800円
- 16GBメモリ+512GB SSD:21万9800円/21万4800円
日本で用意されるSurface Pro Xの構成。先述の通り一般向けモデルはWindows 10 HomeとOffice Home & Business 2019が、法人向けモデルにはWindows 10 Proがプリインストールされる
オプション類
Surface Pro Xにはキーボードやペン類は付属しない。本体と同時発売される主なオプション機器と、税別参考価格は以下の通り。なお、キーボード類は日本語配列と米国英語(US/ASCII)配列の2種類が用意されている他、SignatureキーボードにはSuraface スリムペンが1本付属している。
- Surface Pro X キーボード(ブラック):1万6400円
- Surface Pro X Signatureキーボード(ブラック):2万9600円
- Surface スリムペン(充電ベース付き):1万5900円
- USB-C-ヘッドホンジャックアダプター:1100円
一部の家電量販店で順次実機展示を開始
Surface Pro Xは、一部の家電量販店において実機展示を予定している。対象店舗は日本マイクロソフトのニュースリリースから確認できる。
関連記事
新たな「Surface Pro」登場 Intelベースの「7」とArmベースの「X」
Microsoftが新たな「Surface Pro」を発表。従来通りにIntelプロセッサを搭載する「Surface Pro 7」に加え、Qualcommと共同開発した独自のArmベースプロセッサを搭載する「Surface Pro X」も登場する。Armベースの「Surface Pro X」が2020年1月に発売 実機を見てみよう
Qualcommとの協業で開発されたArmベースの独自プロセッサを搭載する「Surface Pro X」が、日本でも2020年1月に発売されることになった。販売価格は未定で、詳細は後日公開予定だ。「Suface Pro 7」「Surface Pro X」「Surface Laptop 3」日本上陸へ Pro 7とLaptop 3は10月23日発売
10月2日(米国東部夏時間)に発表された新しいSurfaceファミリー。これらのうち「Suface Pro 7」と「Surface Laptop 3」が10月23日に日本で発売されることが決まった。「Surface Pro X」についても、時期は未定ながら日本で発売する予定だ。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.