ブラザー「ピータッチキューブ」で暑い夏を吹き飛ばせ!:スマホやPCで気軽に幅広ラベルプリント!(3/3 ページ)
ブラザーのワイヤレスラベルプリンタ「P-TOUCH CUBE(ピータッチキューブ)」に36mm幅のラベルを作成できるモデルが追加された。店舗やオフィスでの利用を視野に入れた新モデルを簡単にレビューする。
動作音は比較的静か 「吹き飛ぶ」ラベルには要注意?
PT-P910BTは、熱転写式のラベルプリンタである。印刷ヘッドは360dpiと、画像(図柄)の印字にも使える。印刷速度は、最大で1秒当たり20mmと比較的高速だ。ラベルの印刷長は最短で9mm、最長で999mmと、用途を考えれば事実上無制限といえる。
ラベルカセットの挿入も、本体側面から簡単に行える。基本的には「ノーメンテナンス」に近い運用が可能だ。
本体内のラベルカッターには「ハーフカット」機能もある。印刷した後のラベルでありがちな「裏紙をはく離しづらい」という問題も起こりづらいが、ラベルの材質によっては、はく離に手こずることがあるかもしれない。
問題は、実際の印刷音と印刷速度だ。参考に、Windows PC(USB接続)とAndroidスマホ(Bluetooth接続)で文字だけのラベルを印字した様子を動画に収めてみた。
動作音は静かとはいえないが、騒がしいことは全くない。印刷速度も申し分ない。ただし、ラベルのカット時に、ラベルが意外と勢いよく飛び出すので、そこだけは注意したい。
ピータッチキューブシリーズは「これからのラベルはスマホでつくる。スマホで魅せる。」というコンセプトの通り、基本的にはスマホ(やタブレット)を使ってラベルプリントをするための製品だ。しかし、今回レビューしたPT-P910BTは、Windows PCやMacでの利用も可能で、36mm幅のラベルテープに対応したことと相まって、活用の場がさらに広がっている印象だ。
スマホでもWindows PCやMacでも使えるラベルプリンタが欲しいなら、選択肢の1つとして検討しても良いだろう。
関連記事
ブラザー、スマホでプリントできる小型ラベルプリンタ「ピータッチキューブ」に36mm幅対応の上位モデル
ブラザー販売は、小型設計のラベルプリンタ「ピータッチキューブ」のラインアップに36mm幅出力に対応した上位モデルを追加した。ブラザー、堅牢小型設計の4インチ感熱モバイルプリンタ
ブラザー販売は、レシートおよびラベル印刷用の感熱モバイルプリンタ「RJ」シリーズの4インチモデルを刷新した。ブラザー、インク不要でカラーラベルを作れる感熱ラベルプリンタ「VC-500W」
ブラザー販売は、フルカラー出力対応のラベルプリンタ「VC-500W」を発売する。QRで写真共有&24mm幅対応のスマホ専用ラベルライター「P-TOUCH CUBE PT-P710BT」
ブラザーは、スマートフォンからの操作に特化したラベルライター「P-TOUCH CUBE」の新製品、「PT-P710BT」を発表した。は24mmのテープ幅に対応。また、Dropboxと連携して簡単に写真や動画のURLを記したQRコードを印刷・共有できることが特徴。想定実売価格は1万2500円(税別)で、2月中旬から販売を開始する。コンパクトなスマホ専用ラベルライター「P-TOUCH CUBE」発表会
おしゃれなラベルを作るなら。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.