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Intel NUC 9 ExtremeにCore i9とCore i7モデルが登場!古田雄介のアキバPick UP!(1/4 ページ)

グラフィックスカードの増設も可能なIntel製ベアボーン「Intel NUC 9 Extreme」の上位モデルが複数のショップに入荷した。コンパクトなボディーとハイスペックな性能を両立できるモデルの売れ行きは?

 8月末に登場したCore i5-9300H搭載モデル「NUC9i5QNX」に続いて、先週から「Intel NUC 9 Extreme」シリーズの上位モデルが複数のショップに入荷している。Core i9-9980HKを搭載する最上位の「NUC9i9QNX」は17万9000円弱、Core i7-9750H搭載の「NUC9i7QNX」は12万9000円弱で出回っている(税込み価格、以下同)。


Intel「Intel NUC 9 Extreme(NUC9i7QNX)」

最上位の「NUC9i9QNX」だけは、パッケージそのものにショルダーストラップがついている

パソコン工房 秋葉原BUYMORE店のシリーズ価格表

Core i9搭載モデルが18万円弱、Core i7搭載モデルが13万円弱で登場

 Intel NUC 9 Extremeシリーズは2スロット厚×203.2mm長までのPCIe拡張カードが挿せるゲーム向きベアボーンで、定格500Wの電源ユニットを内蔵しており、8ピン(6+2ピン)と6ピンの補助電源コネクタを備える。ボディーサイズは約216(幅)×238(奥行き)×96(厚さ)mmとなる。

 ショップでの注目度は上々だ。入荷したパソコン工房 秋葉原BUYMORE店は「M.2 SSDも3本挿せますし、Thunderbolt 3も使えます。性能も拡張性もかなりハイレベルですね。この手の製品は最上位モデルが一番売れるんじゃないかなと思います」と話していた。

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 購入層は新しモノ好きな人の他、法人需要も大きいと見る声も聞かれた。あるショップは「Intel純正の環境に好みの拡張カードやストレージが追加できるということで、その信頼性とハイスペックさ、それに複数台置けるコンパクトさを求めている企業さんは実際にいらっしゃいます」という。

 なお、「超小型」と呼べる通常ラインのNUCも新製品が複数登場している。第8世代Core iシリーズを搭載した「Provo Canyon」(開発コード名)で、Core i7-8665U搭載の「NUC8v7PNH」(7万7000円前後)など、5モデルをラインアップしている。


Provo Canyon世代のIntel NUC。茶箱で流通している

 続いて、冷却ファンの新モデルを見ていこう。

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