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リタンダント型ATXタイプも登場! 電源ユニットの最新トレンド古田雄介のアキバPick UP!(1/4 ページ)

定格700Wの電源モジュールを左右に配置できるATXサイズのリタンダント電源ユニット「Twins PRO 700W」が、FSPから売り出されて注目を集めている。その他、MSIからNVMe PCIe 4.0 SSD、ASUS JAPANからテンキー着脱式のキーボードが登場して注目を集めた。

 今週、電源ユニットで異彩を放っていたのは、FPSから登場した「Twins PRO 700W」だ。価格は6万円弱(税込み、以下同)となる。


「Twins PRO 700W」のボックス

2つの電源モジュールを備える

PCとの接続は1系統で固定される

「ニッチすぎて不安ですけど、取り扱いを始めました」

 80PLUS GOLD認証を受けた定格700Wの電源モジュールを、左右に収納するリダンダント(冗長型)のATX電源で、どちらかのモジュールが故障した際も安定した給電が行える仕組みになっている。片方のモジュールが故障した際は、ホットスワップで新しいモジュールに付け替えられる。

 リダンダント電源はブレードサーバなどで採用されているが、一般的なATX電源と置き換えられる製品は珍しい。

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 入荷したオリオスペックは「自作マシンでサーバを組んでいる人や、監視カメラやチューナーにつないで連続録画している人など、電源供給を止めたくない人に刺さる製品かなと思います。ニッチすぎて不安ですけど、取り扱いを始めました」と話していた。

 なお、電源モジュール単品を扱う予定は今のところないという。

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