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リタンダント型ATXタイプも登場! 電源ユニットの最新トレンド:古田雄介のアキバPick UP!(2/4 ページ)
定格700Wの電源モジュールを左右に配置できるATXサイズのリタンダント電源ユニット「Twins PRO 700W」が、FSPから売り出されて注目を集めている。その他、MSIからNVMe PCIe 4.0 SSD、ASUS JAPANからテンキー着脱式のキーボードが登場して注目を集めた。
最大850WのSFX電源「DAGGER PRO」もデビュー
幅広いニーズに響きそうな電源も、FSPから登場している。80PLUS GOLD認証を取得した、フルプラグインタイプのSFX電源「DAGGER PRO」シリーズだ。定格850Wと750W、650W、550Wの4モデルあり、価格は順に1万8500円前後と1万7000円前後、1万5000円前後、1万4000円前後となる。
奥行きの長いSFX-L規格では2021年2月にSilverStoneから定格1000Wの「SX1000 Platinum」が売り出されているが、SFX規格に収まる電源としては850Wが現状最大だ。
大容量に加えて、+12V出力をシングルレーンで設計することで、850Wモデルは最大850W出力、750Wモデルは最大750W出力、650Wモデルは最大648W出力、550Wモデルは最大540W出力と、定格最大値かそれに近い値まで供給可能なデザインになっているのが特徴だ。
パソコンSHOPアークは「GeForce RTX 3000シリーズが登場してからパワフルな電源を求める人がグンと増えました。その上でコンパクトなSFX電源ですから、需要は確実にあると思います。RTX 3000シリーズのハイエンドクラスを狙っている人は、850Wモデルにいくでしょうね」と評価していた。
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