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リタンダント型ATXタイプも登場! 電源ユニットの最新トレンド:古田雄介のアキバPick UP!(3/4 ページ)
定格700Wの電源モジュールを左右に配置できるATXサイズのリタンダント電源ユニット「Twins PRO 700W」が、FSPから売り出されて注目を集めている。その他、MSIからNVMe PCIe 4.0 SSD、ASUS JAPANからテンキー着脱式のキーボードが登場して注目を集めた。
MSIからPCIe 4.0対応のM.2 NVMe SSD「SPATIUM M480」が登場
ストレージ関連では、MSIからM.2 NVMe SSDが売り出されている。「SPATIUM M480」シリーズで、ラインアップは2TBと1TBだ。価格は5万円弱と2万5000円強となる。
PCIe 4.0に対応しており、シーケンシャルリードは毎秒最大7000MB、ライトは毎秒最大6800MB(1TBモデルは毎秒最大5500MB)と高速な仕様だ。コントローラーはPHISON E18(PS5018-E18)で、メーカー保証期間は5年間となる。
同社はPCIe 4.0対応でより安価な「M470」シリーズと、PCIe 3.0接続の「M370」シリーズのリリースも予定しており、今後ラインアップを増やしていきそうだ。
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TSUKUMO eX.は「2019年にM.2 SSDの扱いを始めたギガバイトみたいに、自社ブランドのパーツの幅を広げていく意図がありそうですね」という。
パソコンSHOPアークも「MSIは低価格帯のマザーボードでもM.2のヒートシンクを用意しているモデルが多いので、(ヒートシンクのない)M480は合わせやすいですね。ブランドのファンも少なくないですし、SSDの評価も定まれば定着しそうな期待があります」と話していた。
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