秀丸エディタが11年8カ月ぶりにメジャーバージョンアップ、標準エンコードにUTF-8を選択可能に
サイトー企画は11月25日、多機能テキストエディタ「秀丸エディタ」の最新版となるバージョン9.00の提供を始めた。2010年3月30日にバージョン8.00を公開して以来、およそ11年8カ月ぶりのメジャーバージョンアップとなる。
サイトー企画は11月25日、多機能テキストエディタ「秀丸エディタ」の最新版となるバージョン9.00の提供を始めた。2010年3月30日にバージョン8.00を公開して以来、およそ11年8カ月ぶりのメジャーバージョンアップとなる。
今回のバージョンアップでは、対応OSをWindows XP以降とした他、標準エンコードとしてShift-JISだけでなく、新たにUTF-8を選べるようになった。
また機能面では、.editorconfigファイルに対応した。このファイルはプログラムのソースコードを記述する際に使用するもので、インデントの幅やエンコード、改行コードなどを指定するファイルを「.editorconfig」という名称でフォルダに保存して使用する。
そのフォルダー内に保存したソースコードのファイルを開くと、秀丸が同一フォルダー内にある.editorconfigファイルを検出する。後は秀丸の指示通りクリックしていけば、インデントの幅などの設定を反映させることができる。このような部分を統一することで、チームで開発する際にも、ソースコードの書式を統一できる。
さらに、Windows OSの「ダークモード」に対応した。OSのモードに合わせて白い背景と黒い背景を切り替える。
「秀丸エディタ」はシェアウェアで、価格は税込み4400円だ。サイトー企画のWebサイトからダウンロードでき、Windows 10/11環境ならMicrosoft Storeから購入することも可能だ。
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