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NVIDIAがKepler世代のGPUドライバを更新 セキュリティ対策で

米NVIDIAは1月31日(現地時間)、Kepler世代のGPUに向けたドライバを更新し、配布を始めた。対応OSはWindows 7/8/8.1。

 米NVIDIAは1月31日(現地時間)、Kepler世代を含む旧製品GPU向けのドライバを更新し、配布を始めた。対応OSはWindows 7/8/8.1だ。今回は合わせて、Windows 10/11向けのドライバの提供も始めた。対象GPUはKepler世代のものとなる。


Kepler世代の「GeForce GTX 690」

 Keplerの世代のGPUと、Windows 7/8/8.1への対応についてNVIDIAは、2021年10月限りで新機能や性能向上をもたらすドライバの提供は止めており、深刻なセキュリティ問題を修正するものだけを2024年9月まで配布するとしている。


セキュリティ問題を通知するWebページ

 今回配布を開始したドライバも、セキュリティ対策のみを目的としたものだ。カーネルモードでNULLポインタを間接参照してしまい、ユーザーモードのコードからシステムの停止を招くことができる問題を修正した。

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