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パナソニック コネクトになって「Let's note」は変わる? 変わらない? シン・ウルトラマンとの関係も聞いた(3/3 ページ)

Let's noteを扱うパナソニック・コネクティッドソリューションズ社が、2022年4月にパナソニック コネクトに生まれ変わった。新会社の現状とLet's noteを生産する神戸工場について、同社副社長と工場長に話を聞いた。

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きっかけはTOUGHBOOK?

 最近では、映画「シン・ウルトラマン」で巨大怪獣(禍威獣)に立ち向かう政府組織「禍特対」がLet's noteやTOUGHBOOKを使っていて話題を集めたが、「シン・ゴジラ」や「シン・エヴァンゲリオン劇場版」など、さまざまな映画やアニメ、ドラマで同社のPCが使われている。

 実態はどうなのかを聞いたところ、「さまざまな映画やアニメで、Let's noteやTOUGHBOOKをご利用いただいていますが、こちらから積極的にアプローチしているわけではありません。あくまで監督など製作スタッフからご連絡をいただく形です。特に、TOUGHBOOKのような頑丈でユニークなPCは他にないのが理由かもしれません」との回答だった。

坂元氏 もともとは、米国のハリウッドでTOUGHBOOKがさかんに使われていて、徐々に日本でも知名度が上がってきたのも理由の1つかもしれません。シン・ウルトラマンでは、巨大怪獣と戦う前線でTOUGHBOOKが、普段の勤務ではLet's noteと、きっちり使い分けていただきありがたかったです。

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 Let's noteとエヴァンゲリオンとのコラボレーションは古くから行われており、最近では2021年の映画「シン・エヴァンゲリオン劇場版」とのコラボレーション企画が記憶に新しい。

 今後、Let's noteやTOUGHBOOKシリーズがどのような展開をしていくのかはもちろん、エンタメ界での取り上げられ方、次なるコラボモデルの登場にも期待が持てるインタビューだった。


普段、坂元氏が業務で使っているLet's note QVを手に。天板に貼られている惣流・アスカ・ラングレーと綾波レイのオリジナルスキンシールは、Let's note 25周年記念モデル(2021年)登場時に行われた、映画「シン・エヴァンゲリオン劇場版」とのコラボレーション企画で用意されたものだ

※記事初出時、一部に誤りがありました。おわびして訂正いたします(2022年8月25日2058分)。

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