週末の「気になるニュース」一気読み！（9月4日号）（2/2 ページ）

SamsungがOLED採用34型ゲーミングモニターを発表

　Samsung Electronics（サムスン電子）は8月31日（中央ヨーロッパ時間）、IFA 2022に合わせて新型の34型ゲーミングディスプレイ「Odyssey OLED G8」を発表した。海外では2022年第4四半期（10～12月）に発売される予定だが、現時点で日本での展開は未定だ。

　Odyssey（オデッセイ）はSamsung Electronicsのゲーミングディスプレイのブランドで、Odyssey OLED G8は同ブランドとしては初めての有機ELディスプレイ（OLED）となる。

　以下のスペックを備えている。

• 最大解像度：3440×1440ピクセル（アスペクト比21：9）
• 応答速度：0.1ミリ秒
• リフレッシュレート：最大175Hz
• 色域：DCI-P3比で93％をカバー
• HDR：VESA DisplayHDR 400認定
• 映像入力：Micro HDMI 2.1、Mini DisplayPort 1.4、USB Type-Cポート
• スピーカー：5W×2

LGがリモコンで“曲がる”有機ELディスプレイを発売

　LG Electronicsは8月31日（中央ヨーロッパ時間）、画面の湾曲率をリモコン操作で変更できる42型有機ELディスプレイ「LG OLED Flex（model LX3）」を発表した。

　湾曲率は0R（フラットな状態）から最大900Rまで、20段階で変更できるようになっている。最大2つまでプリセットも可能なので、ワンタッチで素早く切り替えることも可能だ。

　応答速度は最短で0.1ミリ秒、リフレッシュレートは最大120Hzと、ゲーマーの利用に十分耐えうるスペックも備えている。面白い機能としては、ディスプレイの表示領域を「32型」「27型」相当に狭める機能も搭載する。これはRTS（リアルタイムストラテジー）ゲームやFPS（一人称視点シューティング）ゲームにおける画面の視認性を向上するために実装されたという。2つの異なる映像ソースからの入力を同時に出力するマルチビューモードも備える。

Excelに新しい関数が登場

　Microsoftは8月17日（米国太平洋夏時間）、表計算アプリ「Excel」に新しい関数を14個追加した。サブスクリプションサービス（Microsoft 365／Office 365）を通してExcelアプリを利用しているユーザーは、アプリを最新にすることで利用できる。

　新たに追加された関数は、主に配列や文字列を操作する機能を持つ者で、具体的には以下の通りである。

• TEXTBEFORE：指定した区切り記号でテキストを分割し、その前のテキストを返す
• TEXTAFTER：指定した区切り記号でテキストを分割し、その後ろのテキストを返す
• TEXTSPLIT：指定した区切り記号を使用してテキストを行または列に分割
• VSTACK：配列を垂直方向に積み重ねる
• HSTACK：配列を水平に積み重ねる
• TOROW：配列を 1 つの行として返す
• TOCOL：配列を 1 つの列として返す
• WRAPROWS：指定した要素数で行を折り返し配列にする
• WRAPCOLS：指定した要素数で列を折り返し配列にする
• TAKE：配列の先頭または末尾から指定した行・列数を含む配列を返す
• DROP：配列の先頭または末尾から指定した行・列を削除した配列を返す
• CHOOSEROWS：配列から指定された行数を含む配列を返す
• CHOOSECOLS：配列から指定された列数を含む配列を返す
• EXPAND：配列を指定された行・列数になるよう拡張した配列を返す