うっかり見逃していたけれど、ちょっと気になる――そんなニュースを週末に“一気読み”する連載が始まります。
「Windows Subsystem for Android」に更新プログラム
Microsoftは8月31日(米国太平洋夏時間)、Windows 11 Insider Programにおいて「Windows Subsystem for Android(WSA)」の更新プログラムを配信した。Androidアプリの実行環境のプレビューを実行している米国と日本のテスターに対して適用される。
WSAはWindows 11上でAndroidアプリを動かすためのコアプログラムとなる。今回の更新プログラムでは、主に以下の改善や修正が行われる。
- アスペクト比を維持しながらウィンドウをリサイズする機能の追加
- アプリの再起動に関する問題の修正
- 「Amazonアプリストア(Amazon Appstore)」アプリのアップデート
- Androidのセキュリティ更新パッチの適用
macOS版「OBS Studio」がApple Siliconに対応
OBS Projectは9月1日、ライブ配信ソフト「OBS Studio」の最新バージョン「28.0」をリリースした。
OBS Studioの10周年を記念するリリースとなる本バージョンでは、主に以下の機能改善が行われている。
- 10bitカラー/HDR(ハイダイナミックレンジ)でのエンコードに対応
- AV1またはHEVCエンコーダーが必要
- 10bitカラーのHEVCエンコードをするには「GeForce GTX 10シリーズ」以降または「Radeon RX 5000シリーズ」以降(一部を除く)のGPUが必要
- Apple Silicon(Apple M1/M2チップ)へのネイティブサポート(macOS版)
今回の更新によって、Apple Siliconを搭載するMacにおける動作パフォーマンスが改善する。ただし、多くのmacOS向けサードパーティプラグインがまだApple Siliconにネイティブ対応していないため、対応が済んでないプラグインを利用したい場合は引き続きx86版を使用するように推奨されている。プラグインの互換性情報は特設サイトで確認できる。
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