3年ぶりにオフライン開催された「TGS2022」でリアルとバーチャルを行き来した(5/5 ページ)
一部でオンライン開催もあったが、3年ぶりにフルでリアル開催された「東京ゲームショウ2022」。筆者が注目したブースをいくつかピックアップした。
REALFORCEの東プレから
ゲームであれ、仕事であれ、良いキーボードは勝敗を左右する。東プレは「REALFORCE」ブースで、ビジネス向けキーボードとゲーミングキーボードを展示していた。
ビジネス向けでは、これまで6色のキーキャップセットを展開してきた「REALFORCE R3/R3S」用に、同じ6色展開のカラーパネルを展示しており、人目を引いていた。
「R3 Panel Design Kit」(クリアパネル)の下に、自分でプリントアウトしたものを挟んでカスタマイズすることもできるが、もしかしたら見栄えが悪くなることを気にする人がいるかもしれない。それなら、パネル自体に色をつけてみてはどうかと考え作ってみた」と担当者。近々一般販売する予定だという。
開発中のゲーミングキーボードの底板に、金属粉を吹き付ける“粉体塗装”を施したプロトタイプも展示していた。特に、赤色のものは漆塗りのような見た目で高級感があり、所有欲をそそられたが「発売するかどうかは未定」とのことだった。
これまでキーボードだけを開発してきた同社だが、パームレスト(滑りの良いアルミと、手首を固定させやすい低反発タイプの2種)やマウスの操作性を上げるマウスパッドなども販売予定だという。ゲームはもちろん、デスクワークでの疲労軽減に役立つのではないかと感じた。
3年ぶりにオフライン開催となったTGS2022だが、やはりリアルはいいものだと再認識させられた。そして、そのリアル会場でVRを体感するのも、妙に聞こえるかもしれないが楽しいものであった。
ゲームに興味がないという人であっても、仕事に役立つツールを見つけられるかもしれないし、少なくとも元気をもらえるイベントであったことに違いはない。また2023年にも開催されるのであれば、足を運んでみてはいかがだろうか。
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