レビュー
コスパ最高! メカニカルキーボードの入門に適したロジクール「SIGNATURE K855」を試す(5/5 ページ)
ロジクールのテンキーレスキーボード「ロジクール SIGNATURE K855 ワイヤレス メカニカル TKLキーボード」は、メカニカルのキータッチとコンパクトなボディー、そして低価格と3拍子がそろったモデルだ。実機を細かくチェックした。
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K835譲りのコストパフォーマンスとフィーリング
K855はワイヤレスメカニカルキーボードながら、同社のオンラインストアで価格で税込み1万1550円と、コストパフォーマンスの高さが一番の特徴だ。この価格は同社の「POP KEYS」(同1万2100円)とほぼ同額だが、POP KEYSがポップすぎて合わない、という人にもマッチする。
キースイッチがTTC製赤軸のみであることや、バックライトなし、キートップの印刷など、コストダウンの工夫は随所に見られる。しかし、Logi Boltレシーバーを付属し、3台まで対応するEasy-Switchなど、機能として妥協している点は感じられない。
また、大きめのタイプ音、深いキーストローク、独立したカーソルキーなど、MX MECHANICAL MINIとは違うフィーリングを選択した際の受け口となっている点もK855の魅力の1つだ。
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メカニカルスイッチを愛する人の嗜好に過不足なく応えてくれる、作りの素直な逸品と言えるのではないだろうか。
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