年末はGeForce RTX 3080&第12世代Coreが品薄気味:古田雄介の週末アキバ速報(2/2 ページ)
年内の大物パーツの登場ラッシュが終わり、年末年始モードに向かうアキバのPCパーツショップ。需要がありつつも、品薄傾向のパーツもある点は注意しておきたい。
PCケースを飾る液晶ディスプレイ&パネルライトが登場
新製品に目を向けると、今週はPC内部にビジュアルを持ち込むためのアイテムが複数売り出されている。
ASRockからは、13.3型の液晶パネル「13.3” Side Panel Kit」が2万円弱(税込み、以下同様)で登場した。同社のIntel Z790/H610、AMD B650チップセット搭載マザーボードの一部で基板上に搭載されている、「eDP」ポートに接続して使うオプションアイテムで、PCケースのサイドパネルに固定してPC内部用のモニターとして使える。
画面解像度は1920×1080ピクセルで、リフレッシュレートは60Hzだ。ノングレアのIPSパネルを採用している。
パソコンSHOPアークは「MOD PCなどでマシン内部の飾りの1つして組み込めます。普通のモニターとして使えるので、アイデア次第でいかようにも化けそうですね」と評価していた。
対応するマザーボードは公式ページのサポートリストを確認したい。
タイムリーからは、はがきサイズの白色LEDパネルライト「TM-LEDPANEL」が4000円弱で投入されている。
ディスプレイカバーにポストカードや写真、イラストなどを差し込んで電源を入れると、バックライトに照らされてビジュアルが浮かび上がる仕組みだ。給電はSATA電源コネクターから行う仕様で、こちらもPC内部の装飾を想定したアイテムとなる。
デモ機を展示中のTSUKUMO eX.は「マシン内部に、推しのビジュアルを添えることも簡単にできます。シンプルな構造で大きなインパクトが獲られますよ」とプッシュしていた。
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