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ショップに聞く「今、ゲーミングPCを組むならGPUの最低ラインはどれくらい?」:古田雄介のアキバPick UP!(2/4 ページ)
20万円や30万円のグラフィックスカードがヒットを飛ばす中で、ゲーミングPCの予算ハードルも上昇しているように見える。もっと身近な入り口はどのあたりにあるのだろうか?
新チップセット「AMD A620」搭載のマザーボードがデビュー
マザーボードも、チップセットのグレードを抑えたゲーミングシリーズが一定の支持を集めている。
先週は、Ryzen 7000向けのエントリーチップセット「AMD A620」を搭載したゲーミングモデルが登場している。ギガバイトのmicroATXモデル「A620M GAMING X」で、価格は2万2000円前後となる。
A620チップセットは2022年10月に登場した「AMD B650」チップセットの下位にあたり、PCIe 5.0は非サポートで、CPUのオーバークロック機能も省かれている(AMD EXPOによるメモリのオーバークロックはサポート)。
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A620M GAMING Xは8+2+1フェーズのデジタル電源回路を採用し、ヒートシンク付きのM.2 PCIe 4.0対応スロットを1基備える。DDR5メモリスロットは4基あり、「AMD EXPO」によるメモリのオーバークロックをサポートしている。
入荷したあるショップは「安くゲーミングマシンを組むなら候補に挙がりそうですが、B650マザーが2万台半ばから選べるので、本音はもう一声安くしてほしかったですね。A620マザーが増えてきて、価格が落ち着いてきてからが本番かなと思っています」と率直な感想を教えてくれた。
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