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レノボ・ジャパンが大和研究所で“濃い目”の「親子ワークショップ」を開催! プログラミングやノートPC分解でエキサイトする現場を見てきた(4/4 ページ)
レノボ・ジャパンと毎日新聞社が、共催でプログラミングともの作りに関するワークショップを開催し、12組の親子が参加した。子どもはもちろん、親も楽しそうに取り組んでいたので、その模様をお伝えしよう。
大和研究所の見学ツアー
ワークショップの最後のプログラムは、会場となっている大和研究所の見学ツアーだ。
同研究所は、グローバルのLenovoグループにおけるノートPCの研究/開発拠点として位置付けられている。ここで開発されたThinkPadが、日本や中国などの工場で組み立てられて、全世界に届けられるのだ。
今回は、報道関係者や法人顧客向けに行う「ラボツアー」をベースに、一部の展示内容を子ども向けにアレンジした上で、「スタンプラリー」を組み込んだものとなる。スタンプラリーはコンプリートすると、記念品がもらえるという寸法だ。
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参加者は複数のグループに分かれて、研究所の見学可能エリアへと旅立っていった。
低温/高温環境でのテストを行う施設には、多数のThinkPadが並んでいた。通常のラボツアーでの展示では、専用のテストプログラムを繰り返し実行しているのだが、今回はその内容を分かりやすくした「子ども用」を実行していた
ThinkPadの歴史に関する展示室では、好きな展示物を手に取って記念撮影できた。2画面ワークステーションである「ThinkPad W701ds」(2010年発売)を選んだこの子どもは、かなりの“通”である
研究所のツアーの終了後、修了証と記念品、スタンプラリーの景品の授与を経てイベントは終了した。
世界中にPCを販売するメーカーは幾つもある。しかし、日本国内に主要製品の研究/開発拠点を設けるメーカーは珍しい。今回のイベントに参加した子どもたちの中から、グローバルに活躍するIT人材が生まれることを期待したいと思う。
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