電源ケーブルにかぶせるだけ! ドレスアップアイテムのARGB LEDカバーが話題に:古田雄介の「アキバPickUp!」(1/4 ページ)
ケーブルを裏側に回して見えなくする裏配線パーツが目立つ中で、ケーブル束をARGB LEDの帯で飾る安価なアイテムが売り出されて注目を浴びている。
先週、ASUS JAPANからハイエンドPCケース「ROG Hyperion GR701 BTF Edition」が売り出された。価格は8万6000円弱となる(税込み、以下同様)。従来から出回っている「ROG Hyperion GR701」をベースに、同社の裏配線デザイン「Back-to-The-Future(BTF)」仕様としているのが特徴だ。
電源ケーブル装飾カバーが4000円弱でデビュー
BTF対応のマザーボードやグラフィックスカードは4月末から登場しており、ROG Hyperion GR701 BTF Editionもそこに加わった格好だ。
入荷したオリオスペックは「ROGのBTFで組むためのパーツが一式そろった感じですね。これとマザーボードとグラフィックスカードで60万円近くになります。相応のパーツを用意したら100万円を超えるコースになりそうです」と話していた。
裏配線デザインは注目度が高いが、「導入するとパーツの選択肢が絞られるのと、それなりの予算を準備する必要があります」(某ショップ)という事情もあって、今のところはユーザーを選ぶ傾向があるとの評が支配的だ。その中で、手軽にケーブルを隠せるとして話題となっている製品も登場している。
アイネックスの電源ケーブル用ARGB LEDカバーで、24ピン電源ケーブル用の「RLD-STR24P」と、PCIe補助電源などに使える16ピン以下用の「RLD-STR16P」があり、価格はどちらも4000円弱となる。
既存の電源ケーブルを覆ってARGB LEDライトで飾るアイテムで、いずれも柔軟にケーブルの曲面にあわせて固定できる。本体の長さはRLD-STR24Pが200mmで、RLD-STR16Pは260mmだ。
デモ機を展示しているパソコン工房 秋葉原パーツ館は「光る電源ケーブルといえばLian Liの『Strimer Plus V2』シリーズが有名ですが、今回の新製品は既存の電源ケーブルを覆って使えるので導入しやすいのが強みですね。価格も抑えられますし存在感もありますから、欲しい人は結構多いんじゃないかと思います」と評価していた。
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