ニュース
コクヨの子供見守りIoTは家族コミュニケーション活性化に着目 スマホと連携する画面付き卓上型デバイスも登場(2/2 ページ)
保護者のスマートフォンに音声やメッセージなどを送信できる子供向けのIoTデバイス「はろもに」「はろぽち」の2製品をコクヨが発表した。
ハロファミは、Hello! Family.の各製品と組み合わせて使うことで、家族の居場所や移動経路、メッセージ、予定を一括で管理できるアプリだ。特に一人一人の状況をタイムライン形式で表示できるため、どんな1日を過ごしたかを把握しやすくなっている。さらにはろぽちを押した回数などに応じてバッジを獲得できるなど、子供が製品を使うモチベーションを高めるゲーミフィケーション的な要素もある。
先行して製品を使ったユーザーによれば、子供に“はろぽち”を自由に使わせてみたところ、「目が覚めたら押す」「兄弟で宿題競争、早く済ませた人が押す」「宿題着手時に押して、終わったら押す(タイム計測)」といった用途で使い始めたという。
他にも、帰宅時に「宿題やった?」ではなく「宿題やったんだね」とポジティブなコミュニケーションにつなげるなど、通知が来たら子供を褒めるような機会を増やせるようになったという。
advertisement
コクヨは、今後もHello! Family.の製品拡充やアプリ機能の強化などを通じて、保護者と子供のタッチポイントを増やし、安心の提供とともに家族の関わりや成長を促したいとしている。
「監視でも管理でもない新しい見守りのかたちを実現する。家族で使ってコミュニケーションを活性化、可視化できるデバイスを目指している」(同社)
関連記事
子供も喜ぶ6万円代で実現! Apexも余裕な“映える”ゲーミングPCを自作する どんなPCパーツを選べばいい?
自作PC系YouTuberのHolyネズミさんによる自作PCを記事で紹介! 今回は「Apex Legends」などの人気ゲームでフレームレート144fpsを出せるパワーを持ちながら、見た目も重視したPCを6万円代で実現する。ベネッセがAzure OpenAIを使った「自由研究おたすけ AI」を無償公開 子供×生成AIに不安を覚える保護者はどう感じたか
自由研究おたすけ AIは、ベネッセがMicrosoftの「Azure OpenAI Service」を利用して独自にカスタマイズした生成AIサービスだ。7月25日から9月11日までの期間限定で無償公開する。猫を温泉に入れたい──日本語に対応したAdobeのコンテンツ生成AI「Firefly」を試してみた
Fireflyはこれまでは英語による指示のみ対応していたが、日本語によるコンテンツ生成に対応した。実際に試してみた。レノボ・ジャパンが大和研究所で“濃い目”の「親子ワークショップ」を開催! プログラミングやノートPC分解でエキサイトする現場を見てきた
レノボ・ジャパンと毎日新聞社が、共催でプログラミングともの作りに関するワークショップを開催し、12組の親子が参加した。子どもはもちろん、親も楽しそうに取り組んでいたので、その模様をお伝えしよう。コロナ禍の影響と子供連れが減ったアキバ自作街の1年
2022年の自作街を振り返ると、ここ3年で最もコロナ禍の影響が薄まったといえる。自作PCのプラットホームは1年を通してIntelが主流を担ったが、AMDも随所で存在感を放って市場を盛り上げた。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.