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自由度の高い広々PCケースで魅せる構成も可能! 自作しがいのあるパーツが話題に古田雄介の「アキバPickUP!」(1/4 ページ)

420mmラジエーターを3基組み込め、マザーボードなどの配置まで変えられる拡張性が高いPCケースや、120mmファンを2連で備えるトップフロー型のCPUクーラーが各ショップで注目を集めていた。

 先週の新製品では、Lian LiのPCケース「O11D EVO XL」が目立っていた。ブラックとホワイトがあり、価格は4万円前後となる(税込み、以下同様)。


ドスパラ秋葉原本店に並ぶ「O11D EVO XL」

ホワイトモデルの背面カット。ATX電源を右側面側に固定できる

ピラーレスも選べる「O11D EVO XL」の評価

 2022年2月に登場したE-ATX対応ケース「O11 Dynamic EVO」を約38%大型化し、拡張性を高めているのが特徴だ。標準で420mmラジエーターを前面と背面、天面に配置可能な容積を持ち、マザーボードの配置を反転させたり、フロントと左側面のシャシーを外して、各面の強化ガラスをL字で固定するピラーレス仕様にしたりもできる。


オリオスペックで展示中のホワイトモデル。ピラーレスにしている

 入荷したドスパラ秋葉原本店は「広々とした空間を使って、いろいろなアイデアを形にできるケースだと思います。サイズとトータルの重量を考えると置き場所に悩む人も少なくなさそうですが、そこをクリアすればもうかなり自由ですから」と高く評価していた。

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TSUKUMO eX.に置かれた「O11 Dynamic EVO」と「O11D EVO XL」

 なお、現在はO11 Dynamic EVOと併売しているショップが複数ある。「なるべく高さを抑えて自由度を高めたいという人には、2万2000円前後で買えるので有力候補だと思います」(TSUKUMO eX.)という。

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