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これからのPCは「パーソナルコンパニオン」だ! HPが投入予定の「AI PC」やプリンティングロボを見てきたHP Imagine 2023(2/2 ページ)

HPが米パロアルトで開催した「HP Imagine 2023」では、発表された新製品の実機やデモンストレーションが行われた。その模様を写真と動画を交えて紹介する。

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サステナブルインクカートリッジには日本語表記

 会場には、産業向けのプリンティングロボット「HP SitePrint」や、オフィス向けインクジェットプリンタ「HP OfficeJet Pro」の新製品も展示されていた。

 SitePrintは、地図データに基づいて、建設現場のコンクリート面などに文字やしるしを自動印字していくロボットだ。これまでは計測機器などを使いつつ人力で対応していたマーキングを、正確かつ迅速に行えるようになる。


HP SitePrint
HP SitePrintが実際に動く様子。人力で行っていた各種マーキング作業を自動かつ迅速に行えるようになる

 OfficeJet Proの新製品では、サステナブルなインクカートリッジ「EvoMore」が注目を集めていた。EvoMoreは通常のインクカートリッジの約2倍の価格となるが、印刷可能枚数も約2倍となっている。単純計算すると、EvoMoreを使うとカートリッジの交換頻度が半分になるため、その分だけ環境負荷も軽減できるということになる。

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 EvoMoreのパッケージには日本語が印字されている。OfficeJet Proの新製品と同時に、日本でもEvoMoreが展開される可能性がある。


EvoMoreのパッケージには日本語の表記もある

EvoMoreのカートリッジ

印刷戒能枚数が多い分、通常のインクカートリッジと比べると厚みは増す

会場にはHPの3Dプリンタで生成されたシューズカバーも展示されていた
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