Apple「Vision Pro」で利用できる「Microsoft 365」アプリが米国で提供/Google、動画生成AI「Lumiere」を発表 Gemini Proの日本語対応も(1/3 ページ)
うっかり見逃していたけれど、ちょっと気になる――そんなニュースを週末に“一気読み”する連載。今回は、1月28日週を中心に公開された主なニュースを一気にチェックしましょう!
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Apple「Vision Pro」で利用できる「Microsoft 365」アプリが米国で提供
米Microsoftは1月31日(現地時間)、米AppleのMRヘッドセット「Vision Pro」の米国発売に合わせ、2月2日にVision Pro対応の「Microsoft 365」アプリをリリースすると発表した。
Vision Proで利用できるのは、「Microsoft Teams、Word、Excel、PowerPoint、Outlook、OneNote、Loop」で、Vision ProのApp Storeからインストールできる。
Copilotが利用できるプランの場合、Vision Proのアプリ内でもCopilotを使える。自分の言葉と声を使用して、Microsoft 365アプリで文章作成やデータの分析などが行える。
Google、動画生成AI「Lumiere」を発表 Gemini Proも日本語対応
米Google Reasearchは1月24日(現地時間)、従来よりもリアルな動画を生成できるAIモデル「Lumiere」を発表した。
Lumiereは、動画生成における極めて重要な課題である、リアルで多様かつ一貫性のある動きを表現するために設計されたAIモデルだ。
テキストから動画を生成できる他、画像内の一部分を動画にしたり、動画の一部分のみを置き換えたりできる。
テキストから動画を生成するモデルはこれまでもあったが、それらはキーフレームを生成してから、その間を時間的な超解像で補完するという手法をとっている。このため、フレーム同士のつながりが不自然になる場合もあった。これに対してLumiereは、動画全体のフレームを一度に生成しており、高品質な動画を生成できるとしている。なおLumiereは、まだ論文発表された段階で、一般利用については言及されていない。
さらに米Googleは2月1日(現地時間)、対話型AI「Bird」で高度な処理を行える「Gemini Pro」が、より多くの言語(40言語、230以上の国と地域)で利用できるようになったと発表した。その中には日本語も含まれている。
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