レビュー
レノボ「Legion Go」の“強さ”はどれだけ変わる? 電源モードごとにパフォーマンスをチェック!【レビュー後編】(2/3 ページ)
レノボ・ジャパンのポータブルゲーミングPC「Legion Go」は、省電力重視の電源モードでも十分に高いパフォーマンスを発揮できる……のだが、それ以外の電源モードではどのくらいのパフォーマンスを発揮できるのだろうか。チェックしていこう。
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PCMark 10
次に、PCの総合ベンチマークテスト「PCMark 10」の結果を見ていこう。
- 総合スコア
- 最適なパフォーマンス:6792ポイント
- バランス:6431ポイント
- トップクラスの電力効率:6006ポイント
- Essentials(Webブラウジング/ビデオ会議)
- 最適なパフォーマンス:1万434ポイント
- バランス:1万215ポイント
- トップクラスの電力効率:9512ポイント
- Productivity(オフィススイート)
- 最適なパフォーマンス:1万161ポイント
- バランス:8809ポイント
- トップクラスの電力効率:8005ポイント
- Digital Content Creation(写真/動画編集)
- 最適なパフォーマンス:8221ポイント
- バランス:8023ポイント
- トップクラスの電力効率:7722ポイント
最適なパフォーマンス設定では、いずれのスコアも良好だ。EssentialsやProductivityでは1万ポイントを超え、Digital Content Creationも8000ポイントを超えた。GPU性能の良さがスコアに表れている。
バランス設定やトップクラスの電力効率設定でも、スコアはそこそこ高い。ただ、最適なパフォーマンス設定と見比べると、特にProductivityテストではスコア差が大きくなっている。オフィススイートを構成するアプリも、意外とCPUやGPUを駆使するようになっている。そのことが如実に表れた結果ともいえる。
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3DMark
次に、3Dグラフィックスのパフォーマンスをチェックする「3DMark」で幾つかのテストを実行した。主なテストの結果は以下の通りだ。
- Fire Strike(DirectX 11ベース/フルHD描画)
- 最適なパフォーマンス:7756ポイント
- バランス:7707ポイント
- トップクラスの電力効率:6879ポイント
- Fire Strike Extreme(DirectX 11ベース/WQHD描画)
- 最適なパフォーマンス:4095ポイント
- バランス:4074ポイント
- トップクラスの電力効率:3699ポイント
- Fire Strike Ultra(DirectX 11ベース/4K描画)
- 最適なパフォーマンス:2177ポイント
- バランス:2132ポイント
- トップクラスの電力効率:1980ポイント
- Time Spy(DirectX 12ベース/WQHD描画)
- 最適なパフォーマンス:3219ポイント
- バランス:3091ポイント
- トップクラスの電力効率:2545ポイント
- Time Spy Extreme(DirectX 12ベース/4K描画)
- 最適なパフォーマンス:1473ポイント
- バランス:1443ポイント
- トップクラスの電力効率:1272ポイント
- Port Royal(DirectX 12ベース/RTテスト)
- 最適なパフォーマンス:1523ポイント
- バランス:1165ポイント
- トップクラスの電力効率:1059ポイント
いずれのスコアも、GPU統合型CPUとしてはかなり高い。設定次第な面もあるが、フルHD(1920×1080ピクセル)までの解像度であればゲームを十分に楽しめそうだ。
ただし、トップクラスの電力効率設定の場合、高負荷のテスト(Time Spy ExtremeやPort Royal)では顕著なスコア(≒パフォーマンス)の低下が見られる。
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