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マウスコンピューター初のChromebookの実力は? 「mouse Chromebook U1-DAU01GY-A」を試す(3/4 ページ)

マウスコンピューターから、初めてのChromeOS搭載ノートPC「mouse Chromebook U1-DAU01GY-A」が発売された。次世代のGIGAスクール端末としての採用も視野に入れているという本機は、思った以上にしっかりと作り込まれている。実際に試してみよう。

ベンチマークテストで実力をチェック!

 最後に、簡単ではあるがmouse Chromebook U1の実力をベンチマークテストを通してチェックしていこう。なお、いずれのテストも3回実施した結果(スコア)の平均値を掲載している(端数は小数第一位で四捨五入)。

Octane 2.0(JavaScriptパフォーマンステスト)

 まず、Googleがかつて開発していたJavaScriptのテスト「Octane 2.0」を実施した。総合スコアの平均は5万883ポイントだった。

 Chromebookが搭載するChromeOSは、作業の大半をWebブラウザ(Google Chrome)上で行う。そのことを考えると、十分なパフォーマンスは備えているといえる。

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Octane 2.0の結果(ベストな値)

Geekbench 6.0

 ここからは、「Google Play」からダウンロードできるAndroid端末向けのベンチマークテストアプリを使ってテストを実施する。

 まず、クロスプラットフォームのベンチマークテストアプリ「Geekbench 6.0」を使ってCPUとGPUの性能をチェックした。スコアの平均値は以下の通りだ。

  • CPUテスト(シングルコア):1046ポイント
  • CPUテスト(マルチコア):2243ポイント
  • GPUテスト:3041ポイント

 スコアだけを見ると、最新のハイエンドスマホにはかなわない。しかし、数年前のエントリーCPUを備えるChromebookと比べると、改善はしている。


Geekbenck 6.0の結果(CPUテストのベストな値)

Geekbenck 6.0の結果(GPUテストのベストな値)

Geekbench ML

 モノはついで、ということでGeekbench本体から独立して配信されている、TensorFlow LiteベースのAI(人工知能)処理テスト「Geekbench ML」も実施してみた。総合スコアの平均は以下の通りだ。

  • CPU演算:187ポイント
  • GPU演算:1万639ポイント

 Xe-LPアーキテクチャの内蔵GPUを備えていることもあり、GPUを使った処理パフォーマンスは比較的良い。オンデバイスでの画像処理を行う場合は、思った以上に快適な動作を期待できそうだ。


Geekbenck MLの結果(CPUテストのベストな値)

Geekbenck MLの結果(GPUテストのベストな値)

3DMark

 3Dグラフィックスのテストアプリ「3DMark」のうち、本機の内蔵GPUでも動作する「Wild Life」と「Sling Shot」も試してみよう。総合スコアの平均は以下の通りだ。

  • Wild Life:2303ポイント
  • Sling Shot:4818ポイント

 こちらも最近のハイエンドスマホと比べるとスコアこそ低いが、数年前のエントリーCPUを備えるChromebookよりは改善されている。3Dグラフィックスをバリバリ使うゲーム向けのChromebookではないので、これだけの性能が出れば十分だ。


3DMarkの結果(Wild Lifeのベストな値)

3DMarkの結果(Sling Shotのベストな値)

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