日本HP社長も愛用のHyperXブランドから新型キーボード/マウス/バックパックが登場! 実機を試して分かったこと:キーボード ナビ(3/4 ページ)
日本HP傘下のゲーミングブランド「HyperX」から、さまざまなデバイスが発売された。ここでは、75%キーボードと軽量マウス、そしてバックパックを試してみた。
ゲーミングマウス「HyperX Pulsefire Haste 2 Mini Wireless」
次に紹介するのは、ワイヤレスゲーミングマウスのHyperX Pulsefire Haste 2 Mini Wireless ゲーミングマウス(以下Haste 2 Wireless)だ。Haste 2 Wirelessは先行モデル「HyperX Pulsefire Haste 2 Wirelessゲーミングマウス」の小型版で、実測で61g(公称値は約59g)の軽量マウスとなっている。
HyperX Pulsefire Haste 2 Mini Wirelessゲーミングマウス。HyperX Pulsefire Haste 2 Wirelessゲーミングマウスの小型版になる本製品。店頭での想定価格は1万2500円前後だ。
小型版という位置付けにはなっているものの、日本人にとってはちょうどいいサイズ感だろう。デザインもオーソドックスで、シンプルなためオフィスで使っても(RGBライティング次第では)違和感もなさそうだ。
操作感としては、とにかく軽量かつスムーズ。これに慣れてしまうと、他のマウスが重たくて疲れてしまいそうだ。底面には超軽量ながら、フル充電で約100時間の稼働が可能なバッテリーを内蔵する。充電にはUSBケーブルを使うが、PCに直接接続すればそのまま有線接続で利用可能だ。
無線接続もBluetoothに加え、付属の専用ドングルを使用した2.4GHz帯での接続もサポートしている。Bluetoothの設定を残したくなければ2.4GHz、USBポートにアクセスできないのであればBluetooth、充電切れであれば有線など、状況に応じて使い分けられる。
Pulsefire Haste 2 Mini Wirelessの付属品。マウス側面、ボタンのグリップを強化するHyperXグリップ、低摩擦ソール、USB Type-C→USB Standard-Aケーブル、USBワイヤレスレシーバー、USB拡張アダプターが付属する
シンプルなデザインの小型ワイヤレスマウスだが、ホイール部にはRGBライトが仕込まれている(左)。底面左側にBluetooth/オフ/2.4GHzの無線方式切り替えスイッチがある(右)。5カ所のソール部には窪みがあり、交換しやすい
また、付属のUSBケーブルは軽くて柔らかいパラコードケーブルが採用されており、通常使いであれば有線でも使用感が損なわれることはない。コンパクトにまとまるため、マウスと一緒に持ち歩いてもかさばることはなさそうだ。
性能面ではゲーミングマウスらしいハイスペックで、最大2万6000DPI、650IPSの「HyperX 26Kセンサー」を搭載する。DPIは1インチの移動が何ドットの移動に対応するかを示し、Haste 2 Wirelessでは、最大設定でわずか3.7mmの操作で4K(3840×2160ピクセル)のディスプレイを横断できる。さすがにこのレベルを常用することはないだろうが、DPIの高さは検出精度の高さに直結する。本体に最大5レベルを保存しておくことも可能なので、DPI切り替えボタンで使い分けるとよいだろう。
IPSは、マウスが追従できる最高速度を表したものだ。Haste 2 Wirelessの場合は1秒間に650インチ(約16.51m)、つまり5cmを1秒間に330回往復させてもカーソルが飛ばない。
NGENUITYでは、RGBライティング/ボタン割り当て/センサーレベルのプリセット/ポーリングレート/リフトオフディスタンスなどを設定可能だ。RGBライトがホイール部分の1つだけなので、RGBライティングで選べるエフェクトは少なく、トリガーはボタンクリック時のフェードのみ、ループも3種類のみとなっている。
ただし、対応機種間で同期をとってライティングを行う「ライトの同期」を設定すれば、さらに3種類のループ設定も行える。
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