ニュース
Dynabookの「PCアセットモニタリングサービス」が機能強化 PCの不調やスペック不足を“分析”可能に:ライセンス価格は据え置き
Dynabookが法人向けに提供している「PCアセットモニタリングサービス」で、PCの不調やスペック不足を“分析”する機能が利用できるようになった。既存契約者も追加機能として利用できるようになる。
Dynabookは11月29日、法人向けに提供している「PCアセットモニタリングサービス」の機能を拡充し、PCの不調やスペック不足について分析できる機能を実装した。サービスの標準提供料金は据え置きで、以下の通りとなる(1年単位の契約)。
- 月払い:1テナント当たり5万5000円(台数制限なし)
- 年払い:1テナント当たり66万円(台数制限なし)
この新機能は、本サービスを利用しているユーザー(システム管理者)から「ノートPCのバッテリーに関する不調を事前に把握したい」「支給しているPCのスペックが業務内容に合致しているか検証したい」といった要望が寄せられたことから実装したという。
手法としては、従来から不調検知を行う目的で収集している情報(バッテリー状態/ストレージの空き情報)に加えて、「CPUの負荷」と「メモリの負荷」についても情報を収集した上で、その情報を見やすい形で提示するという。
advertisement
本サービスでは、管理対象のPCにエージェントソフトをインストールして「台帳管理」「位置捕捉」「不調検知」「セキュリティ」の状況をチェックしている。今回のアップデートではPCの不調やスペック不足の兆候を“分析”できるようにしたことが特徴だ
関連記事
法人向けノートPC「dynabook X74」登場 バッテリーセルフ交換可能モデルの14型仕様
Dynabookが、法人向けに14型バッテリー交換可能ノートPCを発売する。ユーザーによるバッテリー交換可能なノートPCが好調なことと、ノートPCの売り上げに占める14型のシェアが拡大傾向にあることを受けての取り組みだという。ついにカジを切ったDynabookの新モバイルPC「dynabook X83」は何がスゴい? 担当者が決断したワケ
Dynabookが新たなモバイルノートPC「dynabook X83」を発表した。ユーザーによるバッテリー交換に対応にした設計や、小容量(S)バッテリー構成でもThunderbolt 4(USB4)端子を搭載するなど、他社のライバル機種を思いきり意識しているように見える。同社の担当者に話を聞きつつ、その特徴をチェックしていこう。【更新】2023年度の黒字転換に向けて取り組んだこと Dynabook 覚道社長 兼 CEOの悩みと覚悟
コロナ禍以降も、経済環境や社会情勢が激変する昨今。さらに急激な円安が進む中でIT企業はどのような手を打っていくのだろうか。大河原克行氏によるインタビュー連載のDynabook 後編をお届けする。dynaシリーズでさまざまな現場のDXを支援――社名変更から節目の年を迎えるDynabookの今
Dynabookが年次イベント「dynabook Days 2023 Online」を3月31日までオンラインで開催している。同社の覚道清文社長 兼 CEOによる「事業・商品戦略」から、同社を取り巻く現状を見ていこう。Dynabook、ビジネスモバイルノート「dynabook X83 CHANGER」用交換バッテリーを迅速に提供する法人向けサービスを開始
Dynabookは、ビジネスモバイルノートPC「dynabook X83 CHANGER」の法人ユーザーを対象としたバッテリー提供サービスを発表した。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.