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名前に「Pro」を付け忘れた? イラストレーターがHuionの新作液タブ「Kamvas 16(Gen 3)」を試して分かったメリットと気になるところ:ある日のペン・ボード・ガジェット(4/4 ページ)
Huionから、コストパフォーマンスに優れた液晶ペンタブレットの新モデル「Kamvas 16(Gen 3)」が発売されました。実機をプロイラストレーターのrefeiaさんが試してみました。
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まとめ
それでは、まとめていきましょう。
Kamvas 16(Gen 3)は、価格/性能/サイズなど、いろんな意味で「趣味から入って仕事までいける」特徴を持った貴重な液タブの1つです。ディスプレイとペンは上位機に近い性能/品質があり、込み入った制作や、納期の制約の中で集中してペースを上げるような用途でも、ユーザーの作業を妨げる要素が少ないです。
また、趣味には手軽なサイズや手軽な設置性は必要ですが、これより小さければ趣味に寄りすぎ、価格もこれより高ければ趣味でそこまではちょっと、となる人が多いでしょう。このクロスオーバー感こそが本機の真価で、13型モデルが同じシリーズでありながら大幅に安いのも、そのあたりが関係していそうです。
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一方で本体キーの押し心地や、ドライバアプリの洗練度については改善の余地があります。ソフトウエアは表に出る画面がキレイで必要な機能が入っていればいいんだ、という考え方もあると思います。ですが、バリューとぜいたく感を両取りできている本機には、ドライバアプリにもリッチ感がある状態がより似合っているはずです。
いずれにせよ、仕事で使うならば必要十分な性能とリーズナブルな価格を、趣味で使うならば余裕ある性能や質感を楽しめるモデルです。予算にゆとりがある入門者なら初手で狙ってもよく、中級者以上がエントリー液タブや古めの液タブからのステップアップとして検討するのにも適していると言えるでしょう。
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