レビュー

Shokzの新オープンイヤー「OpenFit 2+」は前モデルと何が違う? 価格差2000円で追加された“2つの進化点”(2/3 ページ)

「OpenFit 2」のアップグレードモデルという位置付けとなる「OpenFit 2+」を試した。両者で何が違うのか?

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OpenFit 2との違い

 ここまで書いてきたことは、前モデルのOpenFit 2と同様だ。実際、基本的な仕様としては、OpenFit 2+とOpenFit 2に大きな違いはない。外観も全く同じで、お互いにケースを入れ替えることもできる。

 ただし、OpenFit 2シリーズはケースとイヤフォン本体がひもづいており、別のケースに入れても使用できない(ケースのLEDは光らないが、充電自体はできるとのこと)。

 このため、ケースあるいは片方のイヤフォンを紛失した場合、フリマサイトなどで購入しても使用できないことになる。メーカーとしてもケースのみ、片方のイヤフォンのみの購入サービスは提供しておらず、製品ごと買い直しになるので注意が必要だ。

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左はOpenFit 2+(グレー)、右がOpenFit 2(ベージュ)。形状は全く同じだ

イヤフォン単体の形状も同じだが、OpenFit 2+はスピーカーの周辺に赤いラインが入っている

 外観および基本仕様に変更がないOpenFit 2+だが、主な変更点は2つある。1つはDolby Audio対応になったことだ。Dolby Audio対応は、Shokz製品としては「OpenDots One」に続いて2製品目となっている。

 そしてもう1つが、充電ケースのワイヤレス充電対応だ。Qi規格のワイヤレス充電に対応しており、約180分で満充電にできる。USB充電の約100分に比べると充電時間は長くなるが、机上のワイヤレス充電器に置いておけば充電できると考えると、ケーブルを抜き差しする手間がない分、便利だ。


形状は全く同じだが、OpenFit 2+の充電ケースはQi規格のワイヤレス充電対応となった。もちろん、USB Type-C接続でも充電可能だ

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